ジョン・コリア 『ゴダイヴァ夫人』1898年頃 ハーバート美術博物館 pic.twitter.com/dhMpKix9PF
— 美術ファン@世界の名画 (@bijutsufan) February 14, 2025
GODIVA(ゴディバ)のアイコン(ロゴ)は、中世の伝説に登場する伯爵夫人ゴディバさんがモチーフになっているのですが、GODIVAのロゴの意味はここにあります。
伯爵夫人レディ・ゴディバさんの話ですけど、旦那が領主でして、11世紀のイングランドの伯爵夫人レディ・ゴディバさんは、重税に苦しむ民衆を救うため、夫である領主に減税を主張しました。けど、旦那は「裸で馬に乗って街を回れば税を下げる」と無理難題な条件を出しました。しかし、住民を想う伯爵夫人レディ・ゴディバさんはこの条件を受け入れ、長い髪で体を覆いながら馬に乗って町を巡り、結果として民衆の税は軽減されたという話です。
皆さんご存知かと思いますが
ゴディバも馬モチーフロゴですよね。
このロゴですが英の伯爵夫人が旦那(伯爵)が民に重税を課しまくるのを見かねて減税をお願いしたら、
「お前が裸で馬に乗って街歩いたら減税する」
と言われそれを実際行って減税させたという逸話を模した実はとても高貴なロゴです。 pic.twitter.com/Jekfg5najv— ファッション捜査課のスカリー (@Hedi_Scully) August 20, 2023
そのロゴに込められたメッセージは
「勇気」「慈愛」「高貴さ」という意味で、今のゴディバのロゴが、人々への愛と奉仕の精神が、ゴディバの品質とこだわりにつながっています。
ちなみにですが、クレアネットのロゴはこれです。
クレアネットのロゴマークは私たちの姿勢が現れています。
右上の空白の欠けている丸は将来の市場。
以前は存在しなかったインターネットという創造された市場で、クレアネットは常に半歩先の市場を見つめます。
そして空白に伸びる三本線は真ん中が市場、上部の線が顧客、下部の線がクレアネット。
市場の空白に伸びる線に、顧客と私たちクレアネットが揃って進んでいく。
市場の変化がもたらす満たされないニーズを、顧客とクレアネットが共に歩み進み、そして満たすために進む。
革新を進め市場の変化を機会と捉えるクレアネットの姿勢を表現しています。
これがロゴステートメントです。
市場を見ることと顧客を知ること、そして自社を知ることによって、未来が見えてきます。顧客に対しても寄り添って市場の変化を機会ととらえながら、ともに未来を切り拓いて進む意思が、ロゴにはしっかり現れています。瞬間で100%完璧であったとしても、市場の変化によって満たされない空白が少しずつ大きくなっていくものなのです。
こういった言葉は社内でも社外でもよく会話でも出てくるわけで、市場の変化や市場のニーズ、顧客とか機会とか創造とか、わかる人にはわかるのですがドラッカーの思想が大きく入っていますし社会人最初にドラッカーの顧客の創造・顧客の維持というような企業の役割など研修受けたことは、結局今もずっと残っています。三つ子の魂百まで、みたいなもので、これはずっと抜けないし継続します。だからこそ市場の空白を如何にして埋めるのか発想が、常に最初に思考原点になります。