稲荷にある稲荷神社ですが、正式には伊作田稲荷神社です。
江戸時代を通じて伊作田・糸田両村の産土神として崇敬を集めたそうですがが、1871(明治4)年に稲荷神社へと改称しました。伊作田村の伊作田なんです。市民あるあるなので、稲荷小学校周辺を稲荷の子みたいに呼ぶわけで、どこの子?稲荷の子、みたいな会話をしますし、高雄中学校には稲荷の子も多かったのですが伊作田稲荷神社にお詣りするのは人生2回目だったりです。
稲荷に上秋津、芳養に江川には神社もお祭りも多々ある環境なのですが、新万とか朝日ヶ丘とかになるとそういうのがなかったので今思えば残念だったように思います。
山切り開いた住宅地になると歴史がないですので致し方はないのですけど,歴史や文化や地理やお祭りに触れたりしないと地場や土着や独自性の文化は生まれないように思いますので、ご奉納名など記載紹介あるのですけど友人や先輩なんかもいたりするのも、そういう文化だからです。
勉強は翼、という言葉がありますが小さい時に遊んだ場所や神社、そういった場所に大きくなって社会人になって家庭をもって恩返しする立場になったとき、ちょっと力になれるというのは「勉強は翼」コツコツ勉強積み重ねた成果と思うんです。勉強は翼だから翼を休めて息抜きもよし、いざというときに力強く誰よりも羽ばたくもよし、地域に子供たちに恩返しするも翼の力だと。後は危険が迫った時に翼で空高く逃げることもできるから。
南側の鳥居から出た風景、田辺湾が見えますし42号線バイパスからも鳥居が見えるんです。朝日ヶ丘の県事務所が見えますし貯水タンクも見え見晴らし抜群です。
旧暦正月後の初午の日(2月中旬)には豊作を占う二の午の「粥占い神事」、5月5日には「お田植え神事(御田植祭)」、1月7日には、例大祭があり、獅子神楽によるおはらいが盛大に行われます。