株式会社クレアネットの代表取締役ブログ

和歌山・田辺市・秋津野

ホテル浦島さんの太平洋展望台から、維盛入水の山成島をのぞむ


インバウンド需要が多く、日本語が少ないんです。


那智勝浦中心部と那智山を一望


勝浦湾とホテル浦島さん

美しい日の出ですが、印象はモネの日の出かと見間違えるくらいきれいな風景です。

日の出の真ん中に見えるのが山成島です。平維盛入水の場所と言われています。
平家物語の話ですが、屋島の戦いで源氏から逃れてきた平維盛は、高野山で出家し、熊野三山である本宮・那智・新宮で参詣を終えた訪れたのは那智の沖(現在の和歌山県東牟婁郡那智勝浦町・勝浦湾)でした。浜の宮という王子の社前より小船でこの山成島に漕いできたそうです。そのうえで、松の木に祖父・清盛と父・重盛、自身の名籍を書きつけると維盛はさらに沖へ漕ぎ出し、念仏を唱え終えるとともに入水したといわれています。

「海の底にも都はございます」と言って安徳天皇と一緒に入水した話、平家物語を知らなくてもまんが日本の歴史でも平家滅亡のシーンで描かれていましたが、同じく平維盛も平家の滅亡とともに歴史から消えました。維盛は享年27。

辞世の句が
「故郷にいかに松風恨むらむ沈む我が身の行くへしらずば」
ホテル浦島さんの看板には書かれています。

「生れてはつひに死ぬてふ事のみぞ定めなき世に定めありける」
=定めのない世の中でも、誰しもが必ず死ぬことだけは定めあるものだ。

ホテル浦島さんの海抜80mにある太平洋展望台から、山成島を望む方向で。
朝の始まる瞬間を見て太陽の力強さを感じながら、今日も一日やるぞというエネルギーを確認できます。いい天気でほんとにラッキーで富士山登山のご来光以来くらいに心に染み入りました、日が出るとともに働き夜とともに眠りにつくのが人間の生活、ですから。

夜明けは海から太陽が明日を照らしだすよ
雲を突き抜け光り輝け 青空遥か彼方へ 大地に恵みを愛を ぼくたちに降り注げよ

AcrossTheRoadと、高村光太郎の道程がオマージュします

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自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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