株式会社クレアネットの代表取締役ブログ

経営を伸ばす・フィロソフィ

臨済宗妙心寺派・円福寺 稲盛塾長と京セラ従業員さんのお墓

臨済宗妙心寺派・円福寺さんは稲盛塾長が帰依したお寺です。
花園大学の花園にあるのは臨済宗妙心寺ですが、こっちは妙心寺派です。

ツイッターポストから今になって、塾長のお墓もありまして「敬天愛人」と書かれておりました。
機関紙などには仏門に帰依した内容を少し書いていましたが、達磨堂円福寺とは知りませんでしたし、圓福寺で得度をして「大和(だいわ)」という僧名を授かったことから、大阪の盛和塾が大和になっているのも今ようやく知ったりしてて、無知を恥じております。

「会社墓の中に入っておりますと、我々と共に苦労した先輩・後輩の連中が、今後とも、四季折々に、参ってくれるだろうし、たまには水一杯もかけてくれるだろう。そうすると、無縁仏みたいな墓石にならずに、ちゃんとめんどうみてくれるだろうということもあって、実は、会社墓をつくったわけです。そのために、ふつうは、「慰霊塔(碑)」、「供養塔(碑)」、と名前がつくのですが、私は、「従業員の墓」と名づけました。では、「従業員」とはどういうことかと申しますと、一般に使われる経営者があり、雇われる人間が「従業員」という、そういう意味では、うちでは使っておりません。つまり、業に従ずる人――私を含めた従業員、ですから「京セラ従業員の墓」と、呼ぶわけであります」
(稲盛ライブラリー企画展 「経営理念をベースに醸成された京セラの制度・文化」より抜粋)

https://www.kyocera.co.jp/inamori/library/facebook-archive/2021/20210816.html

『さぼってないで仕事せんかい!墓参りで事業が成長するはずないやろ!』と稲盛塾長に叱られているような気になったので、早く帰って仕事します。従業員は業に従う者、なので経営者も入ります。全従業員の物心両面の幸福、という言葉も当然全授業員には経営者も入って考えるのが大事です、言いたいことを我慢、やりたいことも我慢して、赤字を立て直すために粉骨砕身、さまざまな仕事の後始末を早朝から深夜まで行っていたりするのですが、アンパンマンのように自分の頭を差し出して誰かのために身を捧げるだけの生活はさすがに長持ちしません。

経営者自分自身の物心両面の幸福追求、としっかり考えることも大切なので、赤字を立て直すために、いろんなリカバリのために粉骨砕身することだけの生活も少し控えないとと感じていますが、これもまた仕事だし経営。永遠に続くんだろうとある意味いろんなものを受け入れて、日々に感謝しつつ、今を一所懸命に力注ぐのがまあいいんだと思ったりします。

焦燥感も不満も多々日々生じますが、変な感情に振り回されないようにしながら、論理的に日々行動を心がける、大事です。

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自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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