2024年お彼岸期間は9月19日から9月25日

お彼岸とは彼の岸、つまりあの世を意味しこの世とあの世がつながりやすいとされる時期です。季節の変わり目である春分と秋分の中日を中心に3日前後、合計7日間で構成されています。2024年お彼岸期間は9月19日から9月25日です。あの世なので極楽浄土と考えます。昔から農作物を育てて暮らす日本人は、お日様・お天道様をあがめてきたのですけど、夕日を見つめて今日一日を感謝してきました。

そこで、太陽が真東から出て真西に沈むお彼岸の時期には、浄土への道しるべができる、昼夜が同じ長さになるお彼岸の時期は、1年の中でこの世とお浄土との距離が最も近くなり、思いが通じやすくなる、ということで、お彼岸の時期にご先祖様や先立たれた方を供養するという行事が定着しました。今の自分を育んでくれた亡き方々に回向する日がお彼岸、です。

仕事でもお世話になった方々がたくさんおられますので、ご先祖様と共に思いを馳せたいと思います。
人生において後悔は特段思わないようにしていますが、鬼籍に入られた先輩でふとしたときに電話もらって「よう元気か？仕事やってるか？」くらいの電話だったのですが、「また近く寄ったら顔出しや」くらいに最後切った後、1週間も経たずに亡くなられて、亡くなった連絡を他の方からもらったことがあります。今考えても死期をわかっていたのだろうと思いますし、可愛がってもらった先輩だったので今でも自分の阿呆さに後悔しています。お葬式には出ることができたのですが、何であのとき察することできなかったんだろうと思うと、自分の至らなさしか出てきません。いつかお詫びできる日が来るのですが、お彼岸で言えば此岸（しがん）と彼岸（ひがん）＝極楽浄土　なので、現世である此岸（しがん）・娑婆の世界でもがいてあがいて、地団駄踏んで時に喜んで、もう少し頑張りたいと思います。