クレアネットの代表ブログ

経営を伸ばす・フィロソフィ

石巻市の門脇小学校と復興祈念公園

2011年の3月11日2時46分、普通に仕事していたあの日の南森町でも大きな揺れを感じて怖かった記憶がありますが、そのあと大阪ではなく東京だったり東北であったりこの石巻市門脇小学校で、あの日何があったのか体感できる場所です。石巻市には震災後訪問したのですが、仙台空港から降りてすぐにレンタカーを借りた際に空港周辺が閑散としていて、スタッフさんに「空港周辺はすごく広いのですね」と聞くと「全て流されたんですよ」と端的に指摘されて言葉を失いました。

思いは巡りますが、なんと言っていいのか言葉では言い表せないようなことがあります。見る人それぞれの思いが震災への思い出があったり過去があったりなどで否定はできないのですが、ただ正解でなければ全ての肯定てもないのかもしれないですけど、経営人として応援を行い微力ながらもお土産用の萩の月買い込んで、ちょっと高めの牛タン定食食べてお金を使って経済回すことなどで貢献できればと思います。

何度か訪問している中で言うと、最初訪問したときには「がんばろう石巻」はなかったですし、その後来たときには復興祈念公園はなかったわけでして、今は石巻市震災遺構として小学校が残っていて。この場所はどうするのがいいのだろうと思ってたのですが復興祈念公園になってました。中にはみやぎ東日本大震災津波伝承館になっていて。
この石巻市から東松島市を車で走ると墓石が新しくて、住宅が新興住宅街のようなきれいな住宅ばかりで。当時に日和山公園から石巻市を見た光景は忘れられない光景であって。

少し話飛びますが、育児なんかで言語の話を聞くと、言語のシャワーでなく言語の洪水という話を聞いたことがあります。熱いみそ汁をこぼしたとき、熱いので水で冷やすなどするかと思います。
子供は痛いとか熱いとか泣くので、冷やしながらあやしたりもするのですが、大事なのは泣いている以上多少の痛みと違和感を感じていることです。そこで「痛かった?」「まだじんじんする?」など聞くと痛みを思い出してぶり返すので、平静を保って「アイスノンで冷やしておこう、アイスノンは冷たいからね」と落ち着くことと思っています。先生方がすごいなと思うのは、こういう意識の切り替えしというか、言語にしないことで意識を痛みから遠ざけることです。

たとえ話ですけど、交通事故などで被害が大きい時に息も絶え絶えの人がなんとか耐えるのですが、見物人たちが「うわ!ひどい!これは無理やろ!」というような自分を見て言う言葉によってショック死をしてしまうという話があります。医療や保育現場では当たり前でしょうけど、「大丈夫、頑張れ」と鼓舞する言葉以外はまず発しないはずで、このような言葉を意識的に使うことが大事と思っています。試験やスポーツなどではメンタルが大事といいますが、「大丈夫、自分はできる、必ず勝ち取れる」と鼓舞し自分を信頼すること、その鍛錬をしてきているのでなお経験から思います。その経験だからこそ、「言葉では言い表せない」のです。

がんばろう東北、がんばろう石巻。

過去見ても言葉にできない表現は全部回避していますが、10年以上経った今なら少しだけ述懐可能にもなってきました。実は何度も応援に東北訪問をしていたり、会社スタッフと訪問したりしています。

石巻百景さん

旅は人生の教科書

Jヴィレッジ復興プロジェクトに微力ながら参加

2011年当時ですが会社もばたばたしてたので、なかなか震災に思いを馳せることができなかったものの、すぐに10万円を震災に寄付したのを覚えています。

同社が人材育成に力を入れるようになったのには理由がある。創業3年目に社員を1人残して、全員が退職する危機が訪れた。顧客の40%を失い、売り上げも30%減少した。企業成長や顧客満足を追い求めるあまり、社員に対する配慮が欠けていたことに気付いた。反省から社員とも顧客とも、長く良好な関係で成長していこうと、「ハッピートライアングル」を会社理念にした。

震災に心を痛め思いを馳せつつあったときに、社員の裏切りにあいひどい目に遭遇するのですが、火事場泥棒の類というのはどこにでもいるわけですし感情論と時代の流れを読むことも経験則から得たものです。そしてその火事場泥棒の類が13年経過した後どうなっていくのかも経過観察できるわけで、これもいい経験則です。会社の研修ということで仙台を含めて、福島Jビレッジなども訪問したことがあるのですが、仕事を通じて以外にも何かを得て今後の人生や子供たちに伝えて役立ててほしい、と当時同席させた元社員にはいつも思います。

こちらから引用
https://bplatz.sansokan.jp/archives/3170

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自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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