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神仏習合という独自の熊野権現信仰

二宮さんの闘鶏まんじゅうお土産に入っていました。熊野信仰や統計神社の由来に近い部分などの話ですが、地元民が読んでも実に参考になります。

日本人は古来から、八百万の神を信仰すると言われていまして、堀川戎さんは商売繁盛でOK、菅原道真さんの天満宮も学業成就でOK、成田山不動尊で車の安全祈願もOK、熊野本宮大社で日本代表サッカーの勝利祈願もOKみたいに、神様も違うのでいろんなところで願ってたりしています。トイレの神様ではないですが、生きとし生けるものに感謝を願いを持つ、というのが素晴らしい文化だと思ってもいるのですが、熊野本宮大社の話です。言葉でいえば、神仏混合と言いますが、熊野の場合には神仏習合と言われます。自然自体に神が宿ると言いますが、修験者などによって神様も仏様も習合になり、神様が仏様の形で人々に現れる意味で熊野権現と言われるようになります。

田辺市がある紀伊半島は全体が巨大な山の塊であって、海岸部を除いてほとんどが山です。田辺市から中辺路を入って車で1時間かかるのですが、熊野は険しい山々に閉ざされ、古代より豊かな自然のなかに神々が隠る聖地として崇拝されてきています。後白河法皇など平安から鎌倉時代にかけて熊野詣もさかんになって来たのは、神仏一体であり、貴賎や性別関係なく何人も受け入れたことであるといわれています。

鬪雞まんじゅうの闘鶏神社は、かつて「新熊野鶏合大権現」と言われたそうで、熊野詣まで大変なのでここ闘鶏神社にお参りして熊野三山に参ったことにする、熊野三山の別宮的存在です。
改めて読むと学びが深く、田辺民としての学びの浅さに日々痛感しております。

ちなみに熊野三山の熊野本宮大社は八咫烏なので、サッカー日本代表のロゴになっており大会前にはよく監督や選手が来てお参りしております。

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自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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