まだあるんですね!
金龍ラーメンさん。夜お酒を飲んでカラオケして帰りに金龍ラーメンを食べる、という若気の至り100%みたいなことをコロナで全滅してしまい、今になってふと目の前通ると金龍ラーメンさんやってました。
もちろん美味しいし、店の扉がなくてオープンカフェ風ラーメン屋さんのまま。
ひさびさにコロナ前ならよく打ち合わせしていた顧客と話していたのですが、信用の積み重ねというものが年月経ると段違いに違う感じを受けます。
発注とか依頼までのハードルが早すぎて、新規営業とか初回打ち合わせの不信感から想定できないくらいの阿吽の呼吸になっていて、こういうのは長年ご商売しないとなかなか感じることできません。超大手企業とかの営業で新人が入ってしまうと結構勘違いしてしまうこと多いのですけど、名前の看板とか昔ながらのネームバリューなんてやつは本当にすごいなと、しみじみ思ったりするものなんです。
店出してコロナ禍中も千日前で頑張って耐え抜いた、うちもそうですけど耐え抜いたもの同士にしかわからない痛みはあります。
金龍ラーメンさんもコロナあけて初食べましたけど相変わらず美味しい、けど、飲んで歌ってラーメン、みたいな文化がやっぱり減ったわけで戻ったといっても100%は戻らないわけです。飲食店さんなんかも9時以降客がぱたっと減ってるとか聞くし、通常2回転から3回転の営業も今だと滅多に3回転しないとか聞くと、コロナで失った文化は多々あるんです。