歴史あるNTTテレパーク堂島。
NTTグループのビルが集積する「NTTテレパーク堂島」の街区は、大阪の近代史、また近現代建築史にとって特別な場所である。大阪の近代化の立役者である五代友厚がいくつかの重要施設を設けたのち、1927(昭和2)年に大阪中央電信局と大阪中央電話局がこの地に建てられた。設計は逓信省の同期の建築家、山田守と森泰治。特に山田は日本のモダニズムを代表する建築家の一人で、アーチを連続させた斬新なデザインが話題となった。戦後になって電電公社へと組織を変え、少しずつ敷地を広げて街区全体が電電エリアとなっていく。
写真はテレパーク堂島第二ビルのほうです、第一、第三とあるのと阪神高速の出入橋あたりで見えるあの場所です。
JRE堂島タワー(旧新藤田ビル)の近くで、天下のNTTさんが多く存在するあの場所、ということでデータセンター本拠地感が昔も今もずっとあります。電電公社のときから通信データを大量にさばかないといけないという流れでのデータセンターといえばなんかこのイメージがあります。
でその裏には五代友厚の石碑がありまして、歴史があるんですこの堂島。