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76年ぶり甲子園出場田辺高校、アルプス席で聞けた伝統の応援歌「田辺が大将」

76年ぶり甲子園出場田辺高校

第96回春の選抜甲子園、和歌山県から21世紀枠で田辺高校が選出されまして、初戦は優勝候補の星稜高校と対戦になりました。
星稜高校、松井秀喜の5連続敬遠とかサッカーの本田圭佑選手とか、まあスポーツ強い有名高校ですし、北信越大会優勝と神宮でも優勝と最強チームなわけで星稜と当たるなんて、正直もっとマイナーチームと当たってほしかったというのが本音ですがくじ運などそんなもので。

ちなみに、応援用にと母から送られてきたメガホンですが、しっかり田辺高校と書いていますメガホン。
早稲田大学カラーと偶然にも一緒です、アマゾンでメガホンゲットしてたので合計6つ、こんなにいらないのですけどメガホンは2本あるとバチバチと叩けるのでとりあえず持って行って叩きまくればいいかということで持って行ったのですが、阪神電車梅田駅からメガホンしてるとこれは甲子園に行くおっちゃんがよくやってるファッションだと気付き、持参した紙袋に入れて隠しつついざ甲子園駅に到着。龍神バスがいたりこのえんじ色の帽子やメガホン、服などをたくさん見つけてなんか一安心。田高カラーは結構いたのでなんか嬉しい。ついでにタオルまで。


オリジナル応援グッズも準備万端


76年ぶり甲子園出場田辺高校。


1塁側アルプススタンド入口。いよいよ始まります。勝ったら八戸光星と関東一の勝者と対決、これまた名門校じゃん。


在校生も龍神バスで大応援団結成!おじさんたちの寄付が生きればそれでよし!


龍神バス40台くらいで応援駆けつけたそうで。


とりあえず星稜高校アルプススタンドもチェック、応援なら勝てるぞ!

田辺高校応援団団長が女性

そんなわけで試合が始まったのですけど、田辺高校応援団、応援団長が普通は男が多いと思うし自分の時も男だった気がするけど今年は女性でした。

学ラン来て試合開始前に威風堂々と声を出していて、なかなかのかっこよさ。女性でも応援団の団長かとなんか時代を感じつつ、声を出した後に「フレーフレー星稜高校!」と敵チームである星稜高校も応援していましてこれはちょっとびっくり。高校野球は勝ち負けあるんですけどスポーツマンシップというものがありますし、試合は切磋琢磨しても同じ高校生だし全員がプロになるわけでもないのなら、敵チームにもしっかり声援を送るのが野球道。エールの後には星稜高校からも「ワ~!」って声援に応えていて、これが高校野球という王道なのではないかと思いました。エール交換というのだそうですけど。
野球はスポーツでも、勝てば官軍とかそんなんじゃないんです。文武両道を標榜する田辺高校、勝利だけを目指し勝ち方など何でもいいとかそういうのではなく、野球を通して心身の鍛錬を行い未来に羽ばたく人材を育成しひいては日本や和歌山や田辺の未来を創造する人材拠出する高校なので、言われたことだけをするとか言われないとしないとかそんな兵隊のような人材育成ではありません。自由度高いけど自己責任で文武両道を貫くのが母校の目指すところなので。

あと勝者は校歌歌えるのですが、甲子園では試合途中2回入る前に田辺高校校歌を流してくれました。
田辺が大将を甲子園で歌って応援したい、母校校歌を歌いたい、これ念願叶いました。「理想は映えて高かける」「若人我等心に強き誇りあり」実家で母がよく歌っているので25年経ってもメロディーも覚えてて歌詞も歌えるものです、大人になった今歌うと言葉が素晴らしい、田辺高校のカラーという歌詞です。田舎の公立高校ですし、選ばれたエリート感でもなくどっちか言えばバンカライメージなのですが、未来を創造する人材拠出する高校という部分は強くあるので。

アルプス席で聞けた伝統の応援歌、「田辺が大将」

田辺が大将、もう40年前から聞いてるこの応援歌。テレビ和歌山で高校野球予選やってるのでそのときからずっと、本当にもう40年です。1980年代なので簑島尾藤監督おったりとか、高野山強かったりまだ智弁ができたくらいだったようにも思いますがその時代からずっとありますこの「田辺が大将」。子供心に聞いた曲は3つ子の魂100までなのでずっと覚えていますし、いつかこの田辺が大将を甲子園で聞けたらいいなと、ずっとずっと思いながら甲子園予選結果とかちらちら見ながら「今年1回戦で負けてるやん・・」みたいなのをずっと繰り返してきましたが、今回念願が叶いました。

田辺が大将、物心ついたときから和歌山テレビで田高野球を見てて、そのときからずっと演奏されている「田辺が大将」。
「田辺が大将」なんですが小学生のときはわかってないから「がんばりましょうー」と思ってましたが違いました。出場が決まった時に甲子園で「田辺が大将」応援できたらいいなと思いましたが、念願が叶いました。

魔曲「田辺が大将」

応援してるアルプススタンドは在校生応援が真ん中にいましたけど、ほか見るとおっちゃんおばちゃんなどが本当に多く、中にはまあまあおじいさんも多くいました。76年ぶり出場なので今回終わったら次76年先、まあ逝ってしまって向こうから応援になると思うと今回是が非でも見とかないと、みたいに思うのはわかります。他のチームなんか見たら田高だけ突出してました、学法石川が33年ぶり出場というのがあったのと、耐久高校は初ですけど設立100年以上なのでまた別格で。

甲子園魔曲というと智辯の「ジョックロック」が有名ですが、わが田辺高校は3回と4回に「田辺が大将」に応援歌が変わると点を取ってしまい、これは密かに魔曲やと魔曲認定やわと。
流行りの曲は知らないけど、チャンスが来て得点圏にランナー出て田辺が大将かかると「これはいけるぞ!」という応援の圧をかけれたような、応援側も優勝候補星稜が点を取ると「あ~」と声がでなくなるのですが、田辺が大将かかって点が入ると「これはいけるぞ!」と圧がかかるんじゃないかと。気付かなかったけどアルプス5000人入ってて超満員だったようで、関西一円から田高OBや地元田辺市民、ひょっとすると地元が和歌山県民なんかも多く集まったのかもしれません。

ちなみに「田辺が大将~」がメインで間のサブに「おーれー」というパートもあるのですが、後ろの野球少年たちはサブの「おーれー」で声を張り上げてました、ヨシ!

遠くから見たアルプススタンドはこんな感じでした。

優勝候補相手にがっぷり四つ試合


星稜高校と言えば松井秀喜、サッカーなら本田選手。向こうのアルプススタンドみながら「松井はおるんかい?松井は?」とか冗談いいつつも、さすが常連校なのでチアも応援もきれいでした。ちゃんと揃ってるし洗練された感じで。試合は勝ってほしいと勝つだろうと基準があるんですけど、優勝候補相手なのと冷静に戦力なども見て「普通にいけば星稜、ただチャンスは必ずある」くらいでみてたけど、4回過ぎたあたりからこれまあまあいけるんじゃない、くらいのざわざわ感が少しずつ出てきてました。野球もスポーツも絶対はないので、星稜のエーススライダー曲がるなあとか思いつつ、エラーがらみは甲子園初めてだし仕方ないよなあとか、まあ応援側は無責任にいろいろ言うのですが。

本当にあと一歩でしたけど、田舎の公立高校野球部がよく頑張ったと思いますし立派です。
クリーンナップの山本ゆいと君、山本じんせい君、投手の寺西君、9回ライト前打たれてレーザービームバックホームした鳥山君、選手みんな覚えているわけでもないけどおじさん覚えました。
夏の甲子園も頑張って!

とりあえず甲子園記念品をゲット、夏の甲子園も密かに期待

今回76年ぶりだったので、また次の予定は76年後という想定でいけばハレーすい星と一緒だから私121歳の甲子園で田辺高校とお会いできる、と計算すると、今のうちにとりあえず購入。


まあかわいらしいユニフォームバッチ。田高オリジナル商品、地元でお裾分けします。


甲子園は今年で100年、キャプテンではなくてプレイボール、ちばあきお先生もコラボ。


田高の選手や生徒、みなさんお疲れ様でした。9回1アウト2塁3塁、一打逆転時の「田辺が大将」はアルプススタンドみんな総立ちで全員が気持ち入った応援でした、悔しい結果になったものの、おっちゃんは球児の頑張りに元気もらいました、夏の甲子園は他校からの重圧あるかもしれないですが、こそこそとスポーツナビで試合結果を楽しみ応援しています。

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自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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