クレアネットでは南森町ランチブログというものを不定期に更新していたりするのですが、ランチもいろいろと変わりました。
安飯なんかがやっぱり厳しいだろうなので1000円超えるランチも普通になってきましたし、何よりバイトで働く人も多国籍になったように思います。コロナ禍もあっていろいろなのですけど、飲食店なんかでバイトするのはやっぱりいいものだと、このコロナ終わった今でも何となく感じるものです。
学生のバイトで言えば家庭教師というのが王道なのかもしれませんが、若いうちから先生いわれる仕事に就くと凡人はあかんようになると何故だか思っていたわけで、凡人の頭は灰色の脳細胞を使うためにあるのではなく頭を下げて御礼を言ったりお詫びをするためにある、みたいなご商売発想があって、たくさんの飲食店バイトを勤しんでいたように思います。お好み焼き屋、中華料理屋、居酒屋、お洒落なバー、パーティ屋、どれもしっかり記憶にありますし、汗水流して働いて稼いだお金というのはまた格別に嬉しいものだったりもするので、働くということを学生のうちからしっかり経験つんでいたように思います。
当時は司法試験目指していたのでなおさら、20代で試験受かって「先生」呼ばわりさせる勘違い人生、というのが嫌悪感しかなくて、もっとあごで使われるような仕事をたくさんしたほうが多面的に物事が見えますし、飲食店なんかまさに愛想が難しいとか言いますけど「明るく元気にハキハキ!」が徹底できればお客さんも大体喜んでくれるものなんです。何よりグラスやお皿なんか両手で添えてもつとか、とにかく元気に力仕事とかまたまたメニューを見ながらまかないを作ったりなど、いろんな経験ができるわけでさらにお金ももらえる、ビジネスセンスが身につく飲食店バイトの経験なんです。
居酒屋で「兄ちゃんピッチャー! ピッチャー桑田や!」
桑田投手お待ち!と調子に乗って渡すことはまた一線を越えるようで違うのですが、こんなやりとりもあるんです。気持ちよく対話して楽しんで、おいしいもの食べて満足して帰っていただくことは、法律もITもましてや医療でも何でも同じだと思うんです、コミュニケーションが得意とかヒアリングが得意とか、そんなんじゃなくて思考せずとも経験上で身体が動く的な。