「静かに退職する若者たち」金間大介さん著
経歴は金沢大学融合研究域融合科学系教授、東京大学未来ビジョン研究センター客員教授。
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いちおういちおうなのですが自分もしっかり若者だった時期もあるので、静かに退職することはなかったですけど上司にがっかりなんかは多々あるものだったのですけど、上司には上司の立場も責任も重圧もある以上致し方ないのだろうとか思ったほうが強かった気がします。ただ本文にも書いてあるような部分なんかは自分が若者の立場になってしまっている経営者の会、なんかではわかる気がします、人間なので。静かに退職した記憶を紐解くと本当にないのですけど1件あって。
居酒屋バイトしてたときに、店長マスターとホールのリーダー女性が結婚してハネムーンに行くからとバイトにすべて任せちゃって、まあいろいろ運営がうまくいかなくなって、高校生や大学生バイトなんてモラルも薄いから適当なことしてて、とりあえず2週間くらい経ってハネムーンから帰ってきてようやく普通に戻るのかと思ったら、「もっとちゃんとしてほしい」と説教を受けたときに「この人たちだめだ・・」と思ったとき、です。今思い出してもマスターとリーダー女性がハネムーン行ったら店閉めないとあかん、レジとか在庫とかサービスとか崩れるし何より、まじめにちゃんとやっている自分のような人間が腐ります。あのときは何もいわず静かに退職した記憶があります。
がっかりした、失望した、ちゃんとしてほしい、など言うのは勝手なのですけど、自分のことを棚に上げて言うのはどうも筋が通らないということと、店長がいてもいなくてもお客が来る以上はしっかりサービスを行うのがバイトでも当たり前と思う商売人でもあるので、自分の能力低いとか経験少ないのならまたベクトルが自分に向くのでいいのですけど、通常以上にしっかりやって何かを指摘されると難しいのだと思います。
ただ、学生さんの20代やそのまま仕事に就いての頃など想像すれば、静かに退職する若者が自分の周囲もおりましたし、会社でも数字とか仕事できなくて気付くと先週で終了していなくなってるなどもあったので、これはこれで仕方ないかもしれません。改善したいのはやまやまでしょうけど。