クレアネットの代表ブログ

マーケティング

小児歯科において、痛いという言葉に触れないこと

歯医者が大好きな人はなかなかいないのが普通なので、歯医者に行くと何か気分がどよんとしたものになります。
でもって、子供なんかも頑張って治療して泣いてたりするんですけど、子供においてこの泣いたり叫んだりすることはあったとしても決して周囲はその姿を見て「痛かった?」とか「泣いたらあかん」とか言うとその言葉によってさらにまた痛みや涙を思い出すという話があります。

有名かもしれないですが、交通事故なんかにあったときに事故にあった被害者は必死に生きようともがいてたりしますが、足が事故でひどい状況になってたりした場合に周囲の人が(悪気はないのですけど)「出血がひどい、足が飛んでる」などの言葉を言うと、被害者本人に聞こえてしまいショックを受けて回復できなくなるというあれです。状況が悪ければ悪いほど冷静に何ができるか、思った言葉をすぐに吐くのではなく周囲確認と思考を走らせるのが課題解決なのですけど、まあそんなことは訓練しないとできなかったりします。

歯医者さんの歯科衛生士さんや医療に関わる人は当然しっている知識なのでしょうけど、人に関わる仕事をしている人はすべて知っておくことが大事な気がします。ビジネスなんかに落とし込むとすれば「現状会社に関して不満とかある?」みたいな聞き方でなく、「より楽しくみんなが仕事できるようにするには何かしたいけど案がない?費用も組むから」のほうが会話が続くわけで、未来志向ににもなり良質の関係性も築けたりもします。実際にはもっと複雑なことでもあるのですが、「不満ない?」とか聞いてこられると自分の場合だと「自分がまだまだ大したことないんで必死に今以上に精進します」と言わないと、他責野郎に思われるのは嫌だし、チンコロみたいなものも嫌だし、ベクトルを自分に向けるべきと思うので。

まあ1社員と経営者と視点が違うので許容範囲も違うのですけど、「痛かったね」という言葉を使わないのは慧眼。

関連しているブログ記事一覧

自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

固定ページ

RELATED

PAGE TOP