電話1つだけでも口調や話すスピード、間の取り方にあいづち、取引先との距離の取り方、スタッフへの指示や説明方法、苦情対応にお詫びのフロー、このへんはマニュアルに書ききれないことだらけなのですが、このへんハイパフォーマーの1つ1つ分析すると、実に参考になったりします。
「大阪のみなさん、力貸してください。ほんまこのままだとあかんねん、助けてください」
政治家が急に大阪弁ぽく言う場合、まああります。真似をするのは服装髪型外観などだけでなく、こういった部分箇所だったりします。お願い時になんで大阪弁に変えるのか、表情はどうか、口調の高さはどうか、間はどうか、そこにいなければ真似もできませんが、もしいれば吸収できることは山のようにあったりするわけです、それこそ電話1つ、資料1つ、見積1つでも全て糧になります。
こんな勉強はどこいっても教えてもらえないし学校でも学びません。ただ、数学や理科や社会や学校教育の中で人生にとってあまり有益でないだろうということを多々学んだような気がしますが、こういった学びなどの基礎勉強基礎学力がないと、実社会でかなり苦労しますし、何を模倣して何を捨てるか思考するのは、実践と運動神経に反射神経みたいなものも必要なので、やっぱり学びはすごく大事だったりします。
ついでに何をすれば「顧客の感情を害すのか」もそうでして、ここから先は入ってはいけないゾーン、の線引き判断も同じです、入らないときには絶対に入らない、ただ入った後の説教があってようやく気付くのも人間なので、この辺のラインの思慮も大事。
新人採用に関してハイパフォーマーが1人いれば、これができるので問題は大きく解決します。逆にいないとすごく厳しい、リモート無理というのはこういうことです。