やらかしてしまった話もあるのですが、キラキラ人材が全く業務に合わなかったときの話です。
何の実績もないけど気質だけうず高くなった人にオカネを突っ込んでしまって、結局行き詰ったという結論なのですが、自分の金でビジネスを一人で立ち上げて月1万5000円の企業支援オフィスからスタートして、次に月5万円の雑居ビルに引っ越しながら、自分の給料安くして最初は無料でサービスを繰り返し信用を得ていた、みたいな話をちゃんとすべきだったと結構反省しています。
最初からオフィスとか仕事とかのキラキラ感に惹かれるのは本当によくなくて、キラキラ人材を雇用して大手並みの給料を払えるはずもないので結局会社立ち上げたときのように、夜な夜なや早朝必死でキラキラ人材分の給与を稼ぎ、おんぶに抱っこで人材を抱えるむなしさ、みたいなものは正直「阿保がまた阿呆な行動してる」と自負して猛省になるわけです。キラキラ人材も時間とともに淘汰されるのが通常、そして大きな反省と失敗も日にち薬で忘れていきますが、忘れてはだめだったりもします。
どんな仕事もまずは全力で投球、強い意欲を感じたらまずは何でも採用、のようにポジティブに取り組みすぎると無理が効くので結構ミスも多く、地雷も踏んでたりしています。サッカーの富安選手のように何でもハイレベルだとかなりの無茶もできるので、結果としてケガするとか聞いたことあるのですが、まあ同じ感覚は強くあります、手を抜けばいいのでしょうけどこれも乗りかかったなので、と乗ってしまうのもいい加減見極めないとと思います。
あとはこういう無茶で疲弊したときに「こうなると思ってましたよ」と他人事で批評を受けると最も孤独感と連帯感の欠如に苛まれるのですが、これも日にち薬です。ついでに経験は奪われない、キラキラ人材は極力ご遠慮いただくべし、という経験は奪われないのです。基本地味で質実剛健精神なので。