時価総額一兆円企業の本社がこのビルなの痺れる。超格好いい。 pic.twitter.com/LcCYnC45VY
— 西新宿社長 (@jpnbeehive) July 1, 2020
光通信さんのビルはこんな感じのオシャレのかけらも感じない、質実剛健な感じのビルで経営も実に強く固いです。
この仕事で楽しいとかいいなという内容に、世の中の社長に多く会えるのと世の中の会社のエントランスから会議室まで、多くの場所に訪問し話する機会があることです。何かで読んだのですが、「移動距離=人生経験」という感覚で、田辺市の片田舎で一生いると確かに世の中の視点や考えとはずれます、かといって大阪にずっといてもこれもずれます。いろんな人と会い、移動し、海外に行き朝昼晩全部ぼったくりみたいな世界にいることなんかは確実に視点が広がります。
営業活動や業務活動でいろんな会社、お店、工場、現場、時に役所に警察に裁判所に、いろんな場所に行くことは知見を広めますし、世の中の社長さんに多く会うことで思考を同じくできるのもまたいいんです。単純に知識を増やしたいのもあるのですが、あと、自分よりも秀でている社長が経験を元にして発する言葉は同じことを思っていても確信に繋げることができます。例えばものの見方なんかもそうで、偽善でもいいから社長なら寄付しろ、なんかは今でも覚えていて、寄付話になると実はすごく寄付してたりするんです。世の中で稼がしてもらってる以上は震災とか災害で大変な時には、そこに寄付は当たり前で神戸の時もいっぱいやってもらったから、みたいな話は一回り二回り上の経営者さんは、真顔でよく言ってます。
寄付の金額は噓かもしれないけど、そんな感覚を持っていることは偽善過ぎてどこにもメディアに出ないので、やっぱりそうかと納得できるわけです。
後は責任から逃げる奴は男でない、みたいな話も。資格取って仕事の責任もって、仕事こなして金ももらって、というのが当たり前でこのレールから逃げるのは重用したらあかんよ、的なやつです。責任関係ないのですが資格を結構取ってる自分からすると、金も上がるし能力のお墨付きもらえるし箔がつくから資格取得しますし、そんな人が多い組織はまあいい組織ではないかと。
そんなわけで、自社は自社ビルではないのですが、理想は質実剛健ですしいろんな社長やいろんな会社巡って経験を多く積んだ身分からみてみると、やっぱり本業しっかり専念している会社は質実剛健だと思いますし、何よりも質実剛健でないと「オタク自社ビル買って好調やね、ちょっとまけてもらおうか」みたいなやっかみ受けて本当に嫌なんです。外から見えない価値観でも、調べていくと結構わかったりします。