加工貿易、という言葉があります。
加工貿易とは海外から原料・材料・半製品を輸入し、これを自国内で加工してできた製品や半製品を、海外へ輸出する貿易形態のことですが、日本はこの加工貿易を行って強くなったと教育を受けていました。
要するに石油も資源もないのだから、頭を使って工夫や改善を行い産業を発展させて日本を強くしないといけない、今から30年以上前の小学生時代からよく言われてたのを今でも覚えています。
なんもない=だからこそ創意工夫で何とかするわけであって、金がない人がないコネがない、知名度がない、だからこそ何とかするという思考が小学生くらいから身についているのは教育の賜物だと思っています。
戦後焼け野原から立ち上がるには、何もない場所からの努力や汗の結晶なんていう話もそうですし、現実を見て打開するにはどうするかの繰り返しというのが凡夫なりの発想なわけです。凡夫=才能も能力も乏しい人、は凡夫なりに時間や努力や天才にはないもので何とか必死、なのでほかの事の評価をしてる暇もなければ、偉そうに言える口もないんです。
というわけで人生は勉強、最後まで勉強と思いますし、こどもおみくじにも書いてありました。
ともだち = みんなでたのしくべんきょうしよう 結局勉強なんです。言われたことだけを何となくやって既存知識やスキルの引き出しから引っ張るだけの仕事、新しい知識や経験を取りに行かない仕事、言われないから手を止め進めずに永遠にやらない仕事、言われたことを少しやって最後は上司が巻き上げて終わるだけの仕事、向上心や積極性に欠けると上司が感じる仕事、周囲の足を引っ張っていることを自覚していない仕事、いろんな仕事ありますが、勉強することで今のままではいけないと気付くこともできるわけです。
資源ない島国だからこそ頭で勝負しないと生きていけないわけで、恨んでも土地掘っても石油はでないので、人生は勉強、最後まで勉強です。