インフラ系仕事、橋を作ったり道路を作ったり船を渡すように機械をいろいろ作ったり、まあ乗り物なんかもそうなのですけどいつも思うのが「テストアップ」がないことです。
ためしにこんなのですという、試しがないので開発で言えば現場現場でいろんな対応しながらやっていくしかないというやつでして、いわゆるウォーターフォール型での作業管理なんかが極めてしずらかったりします。
ウォーターフォール型 = システム開発を上から下に流れるようにプロジェクトを進めていく形のもの は理論上でもテスト環境もあれば可能ではあるのですけど、現場をとめずに作業を行う場合やサーバごとリプレースなる場合なんかはインフラ系の仕事と一緒、夜な夜なに何とか突貫工事でその後検証なんかも現場でそのまま進めていきながらという形になったりします。道路にはテスト環境も検証環境もないですし、特に震災あった能登なんかでいえば雨に雪に地震の中、土日も昼夜関係なく働く人が町を道路を復旧させていて、そういった仕事は本当に素晴らしいと思います。
この仕事もきれいなクリエイティブなんかで化粧している感じもあるのですが、ドカタと揶揄されるくらいの土日も昼夜問わずに必死に仕事でなんとかするような現場も時相応にありますし、その仕事があるからこそ普段に違和感なく顧客もユーザーも活用できてたりします。
裏方で目立たない仕事だけどなくてはならない仕事、そんな仕事に誇りを持っていますし普段は「あいつ何してんねん」くらいに言われるくらいの仕事、船も橋も電車もバスも、島と島を結ぶ工事をする人も、インフラに関わる仕事はほんとうにかっこいい仕事、と思っています。