今は和歌山も高速が延びてずいぶん楽になりましたが、昔は御坊湯浅道路もなくて阪和線が海南くらいだったので、田辺市に帰るときには山の峠こえがありました。そして夜のバイト終わった後の11時とかから帰るのでそこから4時間くらいで田辺市到着、深夜3時のようなときもあったものです。これ夏場はまだいいんですけど、冬場と雨と重なるとなかなか運転自体がハードモードになるわけです。
手がかじかむのは当たり前で、クラシックバイクだったのでフルフェイスでなく半ヘルでゴーグルして走るんですけど雨がゴーグルの隙間から入ってくるので視界がにじむのを必死に食い止めて走ること4時間、みたいな感じです。
基本なんばから和歌山市まで出てる26号線と、和歌山市から田辺市までは42号線という下道しか使わないので、42号線なんか深夜2時3時はクルマが通らなくてまあまあ不気味になりますし、ガードレールから落ちたら朝まで気づかれないんだろうなとか思ったりもしたものです。そういう学生バイクあるあるですけど、友人には原付で田辺市まで帰った強者もいるわけでして、まあいろいろです。
そんなバイクを走っていた時代で身についたものは多々ありまして、数年・数十年乗ってなくても身体に染み付いていたようです。
鈴鹿サーキットでポケバイのバイクコース走るアトラクションがあり、実に楽しくバイクで遊べました。
バイクは楽しい、乗り物は楽しい。