地下鉄ニュートラムの中ふ頭では、駅の出たところにニュートラム車庫がありまして今の今まで知りませんでした。こういうのって歩いてみないと気付かないですし普段通らない道を行かないと気付かないものです。
当たり前ですがニュートラムも車両点検があればペインティングを変えることもあれば、摂津の鳥飼にある新幹線車庫のようにその車庫を一般人が多少はのぞいたりできるようになっています、意識的ではないのですけどこういうのを見ると乗り物にも愛着がわいてきます。結局無知はほんとによくないのです。
仕事しているとこういった自分が関わること意外がスコンと抜けることがまあたくさんあります、昔「後工程もお客様」みたいなことをバイトながらに言われたことがあるのですが、自分がやった仕事が次に誰かにわたっていくのでその際に考えることは「後工程」の方も気持ちよく仕事できるように配慮するのが大事、という意味です。掃除なんかまさにそうで、自分が気持ちよく以上に後に仕事する人にも気持ちよく、発想が大事だったりしますし、この仕事柄でいえば後工程になるデザイナーが仕事しやすいように、コーダーがコーディングしやすいように、そういった配慮を意識してかつお客様だと思うようにする、は大事です。
かといって、じゃデザインやる人が商談や方向性決める顧客と対面すると、だいたい無言でシーサーのように笑顔を醸し出しただけで終了するのがほとんんどだったりします。わかったようなわからないような、意味あったのかなかったのか、で言えば意味も価値もあるんですが、引き出したり掘り起こしたりもできないので数回で必要性を誰もが感じなくなるものだったりします。これだめというわけでもないのですが、同じ現状がコーダーにも起きますし、営業担当とディレクターだと同じようにまた起きますのでそんなものなのです。
まあ対話の中で発見があったり、いろんなことを整理する方法や知らなかった発想に気付くこともありますし、正直自分の中のもやもやしたものが原理原則的になっていたり経験則からの判断などもわかったりすることもあるので、学びも多い気はしますので後は何かのフィードバックをしっかり行うことかと思います。理解しても体感や肌感になっても実践できるのか、でいえばまだまだでしょうし、自転車を何も考えずに乗れるように無意識レベルまでに実行が浸透している実践レベルまでは遠いのが当たり前、と共有するのもいいんです。
後工程もお客様発想、それには後工程も見るし一緒にするのが最もよし、です。