左利きのエレン、全巻揃ってる会社はあまりないと思いますがうちはそろっています。頭を使って物事考えていけばなのですが、広告代理店や広告などの商業デザインで言えば論理や正解肢についてしっかり吟味して積み重ねていけば必ず正解にたどり着きます。ペルソナなんてもの1つとっても細かい部分まで見て行き過ぎるのもよし、ざっくりするもよしですが、クリエイティブを1000個作って1週間でぐるんと効果測定数字計れば、自ずから商品サービスに対する評価基準が出てきます。天才の所業ではなく経験則を積み重ねた数字のロジックだったり、アートでない情報デザインなんてものはここがスタートと思っています。
まあ、仕事なんかも自分の負担を際限なく可能な限り増やせば、顧客もハッピー、上司や部下同僚もハッピー、その結果自分もハッピーになるものなんかもシンプルな理屈です。反対に自分の負担を際限なく人に押し付けていけば、顧客は負担を感じ不幸、上司同僚部下も負担ばかり増えて敬遠しますし、何よりも自分の能力や成長にも繋がらず、不評を買うだけの不幸厄介者になるというのも、まああたっています。楽選ぶと苦が待ってるし、楽ばかりすると組織では必ず誰かが疲弊して不幸になっています。
そんな感覚を勉強やサッカーや仕事で染み付いているので、天才でない凡才が天才に勝てるわけもないし凡才同士の低い場所での争いは努力量や投入した時間で決まると思っています。天才にはそれでも勝てませんが凡才同士ならなんとでもなります。左利きのエレン読むとそんな思想が随所に出てきて、社会人経験長いと長いからわかる部分などあるので、新人さんが熱く読むのもいいし、ベテランが「まあそんなもんやなあ」と読むのもおすすめ。漫画なんですが実業経験者が入るとこういうのは本当にわかるんです。
ビジネスでデザイン語るなら、その分野の秀でた10人言ってみろっていうのも実に面白い。私の場合ならまず「ミュシャ!」です。