のび太の日本誕生、は、1989年初版第1刷発行でそこから30年以上経って80刷まで来てました。当時のドラえもんなので漫画版だとまだ「しずちゃん」だったりしますが、新・のび太の日本誕生の映画になると、ギガゾンビとの最後が結構かっこよくなっていたり友情と勇気がさりげなくメインになっていたりします。最初見たときの漫画の感動とか映画の感動とか、新映画になると失ったものもたくさんあるんですけど究極的には今の自分にどんどん上書きされていって記憶からもなくなりますが、縁がなくなるって考えるといいのかなと思っています。
必要ならばまたふっと戻ってくるでしょうし、戻ってこなくても日常はずっと続いていきますし日々は押し寄せてきますので。
エンディングではドラえもんがドラゾンビ気に入ってたりします、これが上書きされました。ドラえもん映画は勇気と友情とそして道徳です。あとククルが勇気を出して走り出しジャンプするときの音楽の盛り上がり、もう何十回も見てますが素敵です。もちろん漫画もいいのですけど、この辺は新になってのオリジナル。
さよならの陰でいつしか泣く。