大きな会社とベンチャー会社との違い
ふと感じたことですが、クレアネットという組織とベンチャー企業らしい考え方との似通っている部分についてです。
大きな会社というものは何かと全てが決まっているもの、です。
しかしベンチャー企業というのはいい意味でも悪い意味でもあまり明確な線引きを行っていたり、組織の硬直化が生まれないのがメリットです。というよりも、明確な線引きをしている余裕もなければ、あまりその線引きにこだわっていることもないからです。簡単なたとえでいうと、自分はフォワードなのでディフェンスやらないです、というサッカーチームの選手の状態ではいられないということです。
誰かがカバーリングに入る、全員攻撃全員守備で戦わないと勝てないですし、そのようなチームがベンチャー企業だと思っています。
だからこそ、1人2役・3役は当たり前のようにこなしていかないと会社の勝利がなければ、次のステップも見えてこない。シュートを打つことも求められれば泥臭く身体を張ったディフェンスもそうだし、味方を鼓舞しながら声をかけチームを盛り上げることも必要になってくるわけです。
優秀なサッカー選手は試合に負けても勝ってもその結果は全て自分の責任と考えます。シュートを決めても「後2点は取るチャンスがあった」、味方のミスで負けても、「練習中からあのミスはよくしていた。その際にきちっとカバーリングしておけばよかった、コーチングも足りなかった」と自責で考える癖がついています、ビジネスでも全く同じ。
そして11人で戦うサッカーと同じくベンチャー企業は多くの人材がいて、組織の論理で大きく動くわけではありません。機動力と随時変更がありながら、いろんなタスクを受け持ちこなすことで自分の大きな成長という果実をとることができるのです。
ベンチャー企業であることが楽しいと思うのか、そうでないと思うのか、自分の成長次第ですし自分の考え方次第。仕事が忙しくて大変と感じるなら、楽に仕事ができる環境にいけばいい。仕事の結果の負荷がストレスなら最初からしないほうががいい、何もかもコミットできるわけではないですが、少なくとも「自分で作る文化が会社に影響を与えることができる」ということは仕事の面白み、には間違いありません。
そんな感覚はわかりにくいかもしれませんが、それが面白さの気がします。