■ お役所仕事入門 ■
読めばなかなか興味深い部分が多々あります。お役所の仕事というと批判めいた感じにまとまっているのですが、お役所にもお役所の都合もあることはあるわけです。
お役所というようなところで働いたことはなくても、バイトを少しした経験なども踏まえると一刀両断で悪いと言えない部分も多くあります。
「顧客軽視、無責任、コスト意識ゼロの仕事は、どうやって発生するのか、どうすれば直せるのか」、については予算関係なければ仕事の責任も何も出ないのは自然な摂理であるようにも感じます。本気度が高ければ高いほど組織でも協力者が少なくなることもありますし、お役所仕事のくくりでは言いにくいのですが、仕事の意義はそれなりに持ってほしいようなというのは感じます。立派な方もたくさんいるんですが、批判の的になるのもその宿命なんでしょうか。ただ「流れる水は腐らず」は確かにあるので、単純に大阪市の職員数が多いから駄目だ、というわけでもないのですが、改善すべき部分も多いのだと思います。