大人の使命として、今よりもずっと明るい未来が待っているぞ、ということを下の世代に伝えていくことは大事と思っています。
こんなことは政治家の役目の気もしますが、事業しているものとしていわゆる成り上がることや成功すること、そのためには地道な努力が必要であることは伝えるのも大事と思っています。
要するに「日本の未来も和歌山の未来も明るい」のです。将来悲観的になったり不安しかないのなら先進むことが怖くなるのでしょうけど、楽しく面白く明るい未来があるぞと思えればがんばれるものです。
大きな夢とか大志とかでなくても「今逃げてばかりややらない理由ばかり言ってても自分はロクでもない大人にしかならない」という焦りや不安感もまたよしで、だからこそ「学生の本分は勉強なのでしっかり勉強して学ぶことはすごく大事」という認識も必要でして。そんなこんなもあって、前に学生さんの前で偉そうに話す機会がありました。
20000時間使っても駄目なことあるぞ、4年半がんばっても花開かないことあるぞ、1日10時間頑張っても結果でないぞ、学費で1000万は無駄にしたぞ、ひねくれてやさぐれたぞ、などなど、人間辛酸を舐めれば舐めるほど努力の大切さと、挫折から這い上がるための努力や臥薪嘗胆とはこのときのためにあるのだ、などの精神面が鍛えられるかというような話をしてみました。今は今で華やかに見えるかもしれませんが、そんなやさぐれ野郎が必死になればまたどん底から進むことができる、日本の環境というのは本当に恵まれていると思っています。
優秀な学生さんばかりだったので、『自分が挫折したときにもそこから這い上がることこそ自分の価値が発揮できるのだと、積極的に思考できました』というような模範解答書いてくれていたりもして、少しでもお役に立ったのかなと思っています。昔よりも今、今よりも未来のほうがずっと明るいと思います、底辺からスタートでも上がることができる環境なので。
日本の未来も和歌山の未来も明るい、和歌山も人口減少とか言うけどまだ何十万人もの人がいます。 サッカー強いけどクロアチアの人口は400万人弱しかいません、和歌山県90万人で大阪は880万人。