企業の存在意義は、全従業員の物心両面の幸福追求にある、つまり、そうでないならなくてもかまわんしむしろいらん、が正しい感覚なのである、という言葉は盛和塾での学びの言葉です。
物と心、物は金銭や物品などであって、心はやりがいや仕事の満足度などのことです。物と心が揃えたうえで幸福追求を進めていくのが大事というわけです。単純なことですがいい仕事をして顧客に満足してもらい、仲間からも賞賛されるとそれは嬉しいものなので、さらに頑張る気持ちになるということです。ちなみに、そこに金銭や物品がなくなるとただのボランティアになるのでそれは瞬間的には可能であっても、「長続き」はしませんので、事業として永続的発展を考慮するのなら物による幸福も当然大事であるということです。
ちなみにこの全従業員、の範囲なのですが、課長も部長もバイトも社長も全従業員の一環なので誰かだけというわけでもありませんので、古くて長い社員でも新しくて未熟な社員でもこれは同じく物心両面の幸福地追及が必要になります。ただ未熟な社員の場合にはミスもすればまだまだ思うどおりにいかないこともあるので、それでも頑張れる理由や頑張れば道開く希望感などは大事なのかなと思っています。その希望感や日々成長できる環境がひいては物心両面の幸福追求にあたるとも思っています。自分の場合には環境に依存しないものの、日々ずっと同じ業務を永遠やることはさすがに嫌だなあと思った若気の至りはありましたので。
現在の仕事は企業や人を相手にするので、業務上の決まりやルールはあってもイレギュラーが必ず発生する業務なので日々精進しないと太刀打ちできなくなるという点で、またこれはこれで日々磨くことが要求されるのでまあいいんです。やり切れれば必ず結果がついてくるという確信がぶれないので。