JR吹田駅がありますが、この駅出てすぐくらいにあった居酒屋酔虎伝。今は寿司スタンドとらず、に店が変わってますが臨時休業中だそうです。
この「酔虎伝」はかつてバイトしていたお店でして、20代の青春想い出の1つだったりします。寿司スタンドとらずになってますが、基本マルシェグループなので八剣伝とかと一緒なのですが、コロナもあったのでいろいろ経営的には大変だったのだろうとは思うわけでして。
今思うとほんとにこの居酒屋酔虎伝バイトしてたことで、今の仕事と比較対象がしっかりできるのでよかったなとしみじみ感じますし、このおかげで今の仕事は全然悪くないどころかむしろ楽しくいいと思えるので、経験というのは本当に大事だと思うわけです。20代バイトと言っても大学卒業してからの身分だったので、現役大学生もいれば高校生バイトいたりフリーターもいるわけでそんな中に23歳・24歳おじさんが入るとまあ警戒されるわけです。まあ服装1つ取ってみても「それはおじさんで流行ってるの?」くらいの感覚ですし、社会人なって45歳と50歳だとそんな差異を感じないけれど、小学校1年生と小学校6年生だと大きな違いがあるように、10代後半から20代にかけてはその年齢の差異は文化の差異になってきます。
ただ、そうは言っても人間ですし仕事一緒にする仲間としては別に何も変わらないですので、「つくね5丁あがってい!」「鳥皮塩3丁あがってい!」「生ビールあがってい!」 なんで末尾に「い」をつけるのかは文化なのでわかりませんが、まあ忙しい極みの職場環境で汗だくなって焼場とかやってると楽しいわけです。そんでもって30名様フリーオーダーなどになったうえに「部長の生ビールだけ先に持ってきて!」など言われるともうテンパってくるわけですが、多方面から何でもかんでも指示をうけてフル稼働しながら仕事順序付けながら回すことは、今の仕事にも結構役立っているわけです。
格好良く言うとマルチタスクというか、優先順位決定が上手になるというか、皿洗いに逃げると最も楽だとか、いろいろです。ついでにビールのつぎ方1つでも「泡が多いわ兄ちゃん!」厳しめのおじさんから、宴会予約コースだとピッチャーもってくたびに「兄ちゃんピッチャー桑田やわ!」笑顔の部長、吹田駅周辺は企業さんも多いので桑田が連投になることもよくありました、いい思い出です。ついでに飲んだおじさんたちは辛味も多いので「桑田やなくて清原や!」「どうでもいいけど部長のビール、ピッチャーじゃなく生で入れてや!」みたいのもあるわけですし、文句ばっかりいうお客さんも当然いるわけで、司法試験勉強に関係ないものの社会勉強には大きくなっているわけです。
フリーターとも仲良くして、店長もしっかり絡み、バイトと雑談しながら高校生とも盛り上がる、みたいな経験若いうちしかできないので本当に大事だと思います。
偶然近く来たら別の店になってて、臨時閉業ということでもやもやしましたが、店閉めるときの生ゴミ出しと夏の生ゴミの強烈な臭いなんか、全部20年も経つと全部いい思い出になったりです。居酒屋厨房の、5時~1時くらいまでずっと立ちっぱなしで週5日とかフル稼働する仕事は運動部で鍛えられた体力ないときついかも、ですが、経験価値は大きいと思います。