前に書いてました、燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや。
小さな人間には大人物の遠大な志は全くわからない、という意味です。「経営判断は全員や取引先など利害関係者が多いからこそ常に、「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」意識は持たないといけない」いいこと書いています。20人程度の企業でも、その社員家族を入れれば40人、取引先入れれば100社入れても100人、自分が下手を打ったり何か大きなトラブルを行えば数百人に迷惑がかかることになる、という責任の重さは常に正しいほうへと自分を導いてくれます。
動機善なりや、私心なかりしか。
善とは、普遍的に良きことであり、普遍的とは誰から見てもそうだということです。自分の利益や都合、格好などというものでなく、自他ともにその動機が受け入れられるものでなければなりません。また、仕事を進めていく上では「私心なかりしか」という問いかけが必要です。自分の心、自己中心的な発想で仕事を進めていないかを点検しなければなりません、という意味です。何かをするときに思考や悩みがあればその際には、動機善なのかを考えることが大事であって、顧客のため、社員のため、大きくみんなのためになるかどうか、たとえそれがわからない人がいても燕雀と思い理念を貫くべき、ことが大事です。