クレアネットの代表ブログ

クレアネットについて

屈辱感と劣等感、無職野郎、浪人野郎も悪くない

昔の話しですが、司法試験受けてる時とか仕事したいのに仕事できなくて人生の大事な時間を無駄に浪費してしまい、なりたい人になれないというくすぶった時間が多くて、今考えれば若気の至りもあって悶々としていたので本当にこの期間があってよかったと思います。仕事してていろんなことを気付くのですが、なりたい自分になるという明るい感じよりも、もっと暗くてコンプレックスもあってあの時期には戻りたくないとか、田舎は嫌なのでもっとキラキラしたいとか、そんな部分のほうが根っこがしっかりして土台が安定しているように思います。

孫正義さんの本なんかを読むとそのエピソードがすごくて、無番地の土地でトタン屋根の家をかまえ、ヤミ焼酎作りや養豚によって生計を立てていたみたいな話があるのですが、強さの土台が違います。

全文ぜひ読んでみてください。血を吐きそうになるまでやる理由はいろんなところにあるのでしょうけど、やっぱり孫さんなんかを見るとスケールのルーツが違うと感じるところはあります。
司法試験受からない期間のような悶々としたものが、そのときに受けた屈辱みたいなものは、度量の大きさになっているような気もします。合格する同期、差がついてしまう葛藤、予備校で年下と思ってたら1回で現役合格する人、毎年たまるお守りと五角鉛筆、友達の結婚などなど。劣等感もたくさん受けたのもこれもこれでいいことだと、今なら感じます。

ときどきお会いする、いいお家柄のいい環境のいいご家庭の男性で、いい職に就かれているような方は「仕事あって忙しいのは有難いこと」なんて感覚には一生ならないような気がしますし、平日18時で土日休んでというのは構わないのですが、そういう仕事の向き合い方してこなくてがむしゃらでやってこれたので、無職野郎、浪人野郎も悪くないと思います。田舎でなんとなく不満を抱えることも同じです。

関連しているブログ記事一覧

自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

固定ページ

RELATED

PAGE TOP