「ゴールが同じ場合に進む道が2つあれば、困難な道を選ぶべきである」
祝辞で師匠からいただいた言葉です、師匠の言葉は今でもしっかりと覚えています。
仕事の生産性でいえば単位時間が早いというような作業事項、キーボードを叩くスピード的なものが評価されたりしますがこれは全く異なると思っています。そこではなく、悩んだ時や判断がつけづらい時に仮定として案をいくつか保有しておいたうえで、まずはいったんA案で進めるだけ進めておく、というような思考発想がすごく大きいと思うのです。
これは試験問題なんかでいえば悩んだときに、5択問題なら選択肢4番をとりあえずつけて後は神に任せる、という荒業と一緒です、考えてわからない問題は絶対わからないのとみんなもわからないので捨て問なんです、とすぐ見切るのも能力です。仕事で真面目だねという言われたくない褒められ言葉を言われる人は、こういう問題に時間をかけて全問回答できなるものです。
これは真面目だから。60問問題で1問1分60分時間なのに前から順番に2分くらいかけて真剣に解いていく真面目さ。
「仕事で真面目だね」と言われる人の特徴です。味方にすると真面目さゆえにこれが正しいと思ってますし、上司からするとまあまあ困ります。
マルチタスクでゼネラリストな方などは複数分野で経験を積み知識を高めているのでどこでも活躍できる能力があって、一緒に仕事するとかなり楽しいし目指す仕事像も実に高く惚れ惚れするものですので、分岐点に立った際の方向性決定スピードなども経験上実に早いんです。一緒に仕事が楽しいし、キャッチボールができます。
クライアント側で変更あってもこのようにカバーするなどの発想が多くあれば、そこまで進めることができますし悩みも多く生まれません。
人間行動で最も時間を取るのは悩む時間です、人の何倍も試験問題と闘ったのでこれは痛いほどわかっています。今のうちに進めれるところを進めておこう発想、これができると仕事は永遠に終わらないのですがスピードは爆上がりしますし、顧客満足度も爆上がりします。