盛和塾の稲盛さんが亡くなったニュースを聞きました、盛和塾では経営者に指導を行い90歳まで生きられて京セラ、KDDI、JALと経営を行った偉大な方だと思います。
創業3年目なので2010年から参加して当時は社員の裏切りもあってのんきに学んでいる場合ではなかったのですが、結果的にほんとうによかったと思っています。
盛和塾参加されるとわかるのですが、事業家同士経営者同士ではヒントや経験則が得られますが突っ込んだ助言なんかはほぼありません。ついでにしつこく聞かない上段からアドバイスはできないのが普通だと思っていますし、そのような感じでした。企業経営は事業によっても規模によっても違いますしアドバイスが確実あてはまるものでもないし、事情背景も全然違うわけなのでそういった視点から盛和塾参加してすぐに経営がよくなるというのはまずないんです。
ただ、あかん事業やあかん経営というのもわかりますし、偉大な経営や真似できない経営というのもわかるのです、経営者がすごいという部分でいうとそれだけの借金が怖くないものかという部分や、この場所でこの発言するのはネジが飛んでるのか凡人にはわからない何かがあるのか、のような方はいました。ただ10年ちょっと経過するとそれなりにいろんな経験則もわかってくるわけで、盛和塾で学ぶ普遍的な「全従業員の物心両面の幸福追求は企業の目的」や、「誰にも負けない努力」や、「仕事の結果=考え方×情熱×能力」などは強い会社は当然のように実践していたりします。
稲盛さんは何千人の集まり内で遠目から見ただけではあったものの、著書や書籍はほとんど読んで機関誌もDVDも見て自分に入れたつもりが実践はまだまだ。いい仕事、いい会社にすることで受けた恩は実践して返そうと思います。