与謝蕪村がこの俳句を読んだのは「菜の花や月は東に日は西に」、神戸の麻耶山だそうです。
大阪市の都島区は与謝蕪村が生まれた場所ということで、城北公園駅の出口には「蕪村口」がありますし、区役所前には与謝蕪村の俳句石碑が置かれています。
与謝蕪村は裕福な町人の家に産まれ、一流の文化人として生きた人だったそうなのですが、蕪村口なんかいいです。
大阪市都島区毛馬町生まれだそうなので、都島区でも淀川沿いの北側あたりで正に城北公園駅をちょっと行ったところあたりになります。大川を北上してランニング、淀川に到達したところには与謝蕪村石碑がありますので、この辺では与謝蕪村は有名です。
あとは「春の海 ひねもすのたり のたりかな」なんかも有名ですが、のたりのたりのくだりなど高校生の自分にはあまり印象わかないと何がええのかわからん、だったのですが、海に近くない地域でふと海に行ったときにひねもすのたりしてると与謝蕪村の心情もなんか見えてきます。望郷っていうのは誰しもあるわけで、田辺湾のざぱーんざぱーんとした風景を思い出すと、ひねもすのたり懐かしいなあと思うんです。
あと、小学校との時に読んだ漫画、ちばてつや先生の有名作品「のたり松太郎」はこれは与謝蕪村から来てる、様な気がします。知らんけど。
ちばてつや先生って基本的に優しい作風でワルの描き方もどこかしらいい人が頭で考えた悪って感じが多いんだけどジョー以降の作品はヤクザの描き方とかめっちゃリアルになるんですよね。のたり松太郎とか人間のクズの描き方が凄いもの。実は良い所もあるとかそんな収まりのいい感じではない肌感覚のワル pic.twitter.com/UHIqUmxLZX
— タケダ1967 (@takeda1967) June 23, 2022