マネタイズについて一言。
ネットの仕事をしている以上、よく聞かれるのが「グリーとかDeNAは何であんなに儲かるの?」の回答についてです。プロ野球チームの運営をできるくらいなのでその不思議を知りたいのは当然なんですが、時間がない場合はマネタイズですとぼんやりと答えます。
マネタイズ=何かをお金に変えること。
釣りのゲームで100円を支払う意味がわからない、と思われるかもしれませんが、ゲームにお金を使う知り合いに聞くと、「取れないUFOキャッチャーに突っ込むとか、年末ジャンボを買う意味のほうがわからない」と言われました。何にお金を使うのかは自由なのでゲームに使う場合もあれば、アプリゲームにお金はかけるけどハンゲームはしないとか、いろいろなんです。事業やってても広告に突っ込む場合もあれば、人に突っ込む場合もあるように、結局マネタイズの部分。
ゲームにはまったらわかりますが、思わずのめりこみます。そんなものです。
マネタイズに関して、SEOと関連した話で、昔京都の祇園祭の屋台のバイトで、ケミカルライトの販売のバイトをしたことがあるのですが、そのときのエピソードから。
ケミカルライト1つ1000円もするのですが、それが結構売れました。売れるこつは、小さい子供の目線に身体を低くして、ピカピカ光るケミカルライトを振りながら「にこっ」と微笑むと小さい子は「あれほしい~!」とおねだりするので、その方法で店の前まで来てくれることがわかりました。
後は、有無もいわわず「1000円です!ありがとうございます!」と言い切って小さい子に渡す、とお父さんは100%買ってくれました。
バイトで学生だったので、「100円ショップに売っているようなものなのに・・」と思ったのですが、マネタイズはだからこそわかります、すごく。その子供の笑顔と思い出は100円ショップでない、祇園祭にだからこそあるんです。
何かをお金に変える、ではネットの集客を最もお金に変える方法としていいもの。祇園祭で人が集まる、夜になって暗くなる、祭りの楽しさと山車や人ごみなどはそれ自体が魅力ですし、その中にはお金の動くポイントも出てきます、正に集客からマネタイズの部分。SEOも同じでSEO対策は集客の部分。
少し離れてみれば、マネタイズ自体、それはSEOの次の展開だと感じてます。だからこそ、集客が完璧でもまだ次の一手が見えてきます。