お酒の飲み口には「おさけ」の点字があるんです。
そうだったんだ、と気付かない人のほうが絶対多いですし自分は知りませんでした。目の見えない人が誤って飲んでしまわないように。
ユニバーサルデザインと言ったり、こういった目の見えない人への配慮なんかは気付けば結構あったりします。いろんな意味でいろんな人が過ごしやすい世界に少しずつ変わってきているわけです。
ビールはビール会社の社会的責任などもあるので施策に取り組むのもわかりますが、こういうことを積極的に自社でできているかと言えばまだまだできていないことだらけだったりです。目の見えないことの不自由さは健常者はわかりにくいのですが、赤子などのいる場合の大変さはまあまあ経験つむと見えるしわかります。
抱っこひもして前にベビーカーもって地下鉄天王寺駅を歩くお母様など、あれはまあ大変だったりします。さらに夏の暑さなど加わるとハードさが増します。
何回エレベーターを移動するねんとか、道が歩きにくいとかパチンコの前のタバコのにおいが気になるとか、歩道と車道の段差のところでベビーカーがガンガンとなるとか、食事難民になるとか入り口狭いのでベビーカーはいらないとか、わかるなあと思うんです。もっともっとハードな人もいるので決して改善してほしいのではないです。
嫌なら地下鉄に乗らなければいいだけ、強制的に地下鉄に乗るわけでもないし。遊びに出ない自由もあれば、近くの公園で遊ぶだけの選択もある中あえて天王寺に気合入れてきたりすると、まあ人間はご都合主義なのでこういうのを思ったりすることもあるわけです。ただこの問題は子供が自分で歩き走るようになると急に解決するので、なかなか改善進まないんでしょうと感じます。
製作者としては配慮をしなくても、そういった分野もあることは知っておかないと。です。