後悔最小化フレームワーク、というものがあります。後悔最小化フレームワーク、という80歳になったときに「あのときにあれやっていればよかった」という考えをゼロにするにはどうするのか、という考え方はアマゾンのジェベゾスさんの考え方です。
これに近いのですが、何かの意思決定を行うときに、意思決定を振り返って早すぎて後悔することはなく遅すぎることで後悔するほうが多いという話です。
よいと思えばまず実行するのがいい、というものです。商談なんかは安く値切るのはまあ商行為なのでそれはよしとして、値段の融通が利けば利いた瞬間に購入したほうがいいといいのはすごくわかります。同じように面白そうな書籍なんかは迷わず買う、など決めてるとこれも後悔がまずありません。
また、いろいろ勝手に我慢したり遠慮したりしてストレス抱えるよりも、顧客でも上司でも社員でも要求をはっきり伝えてそのうえで納得して進めるのが最もいいというのもこれです。
特にちょっとした相談などのタイムチャージや調査なんかも時間だけ無駄にかかったり、開発着手して半年以上も経てばもうその時点で清算したほうがいいというのもこれです、売り手とも買い手とも決算が通常あるので仕掛品にするのか買い掛けにするのか、うやむやにして値切りたいのか、この辺ははっきり言っていいと思います。
あと採用なんかもいい人がいたら、「うちに来ないか」って言うのがよくて、タイミングも時期もあるのですがまず伝える、でお互いスッキリして仕事したほうがいいと思います。
はっきり伝えて反感を買ってしまった場合には、そんなものかと諦める、でいいです。買い手の場合もあるのでそのあたりはそんなスタンスですので。
商慣習なんかは業界によって異なるのでなんとも、ですが、こういうのは特に業界や地域でもそんなに異ならないように、思います。久しぶりに鶴橋商店街来ましたがここでも商行為自体はまったく一緒、上代があって粗利があって値切りがあって利益があって、みんな生きるんです。