カードキャッシングなどで自分の借金がいくらかわからなくなって破産してしまう、なんてケースがあるのですが、そういうときにいつどこで何を借りたのかなどを弁護士などが確認するときの話です。
いつどこでいくら借りたか、よりも借りなければいけない理由や借りた後の督促など本質にまったく入らず、永遠自己弁護に時間が過ぎることがあるということを聞いたことがあります。これは結構親近感ある話です。
質問時にクローズドクエスチョンでイエスかノーかで話しないと過不足なく適切に質問に答えることはまずなく、ついでに適切に答えてくれるなら借金しないという納得なことも言えるので、大事なことはその前提で物事を考えて思考して対処を変えること、です。自分もごまかしたいときにはしどろもどろ、ちゃんと言えてないような気がするときはあるので、人間誰しもそうなのだと思います。
オープンに話を進めるのはいいのですが、管理側には向きません。やったかやってないか、判断軸はそれだけなので。
そういう意味では自分でも管理に向かないのと、クローズドクエスチョンで詰めるのも面倒だしと思うのですが、さらに上を越えてクローズドクエスチョンで詰めても詰められてると気付かないタイプも多々いるのでこれはこれでそんなものなのでしょう、と思います。そういうこともあって、人事面談や採用面談も書類ベースと事実ベース、数字ベースになるほうがいいのかなと日々感じています。顧客と対峙すれば企業のビジョンや発展や成長や今後次の1手など聞くのは楽しいのですが、またそれとは異なるので。