大阪天満宮の南側にあったのですが、マンションができて変わってました。
確かここ料亭のような宿泊施設のような建物だった記憶がありますけど、いつの間にかいつの間にかです。
石碑があったりする場所がマンションできるときにはやっぱりこういうのはちゃんと残す文化、があるような気もします。関大が天六キャンパスにあった場所にも小さな石碑がありますがやっぱり何か形に残したい気持ちはわかりますので。何でも潰してしまうよりもこういう石碑をきっかけに文学に興味持ったり、伊豆の踊り子読んだり、サカナクションの夜の踊り子を聞いたりなど、知識の泉が湧き出てくるわけです。
ビジネス的にいえば川端康成ほど有名な方の石碑をとっぱらうのはさすがにひんしゅくですし非難になるのは見えてるので、せめて小さいながらでも石碑で、というマンション開発会社さんの意図も十分わかるわけでして、自分の利益ばかりせこく考えて生きていこうとすると周囲の関係や人間なんかも自然に離れてしまうわけで、短期的にはよくても長期的には必ず没落していくというのが世の常人の常だったりします。
長くいい成果を出していこうとすれば結局信用が大事な資産であって、究極的には信用が増えていけば複利的に成果にも利益にもつながるわけです。