幸せ=ハッピーなこと、という語源について。
自社の理念としてハッピートライアングルを作り出す、と言っているのですが、果たしてハッピーとは何がハッピーなのか。
幸せという言葉はもともとこの言葉を使っていなかったそうで、為し合わす=仕合せ=幸せと変化したそうです。
為し合わす、の言葉を分解すると為す、と合わす、為すというのは行動することですが一緒に行動すること、これが幸せというものなのです。要するに1人だけでは為し合わすことができないのです、1人で何かを達成しても誰かに見てもらいたかったりSNSにあげたりするのもこれも当たり前のことですし、もっと言えば一緒に何かを達成するからこそ喜びや満足が生じるということです。
しあわせとは「人のつながり」であり、「つながった人と何をするのか」が問われているのであって、「状態にしあわせはない。行動してしあわせになる」ということで、車を持っている、家を持っている、仕事がよくできる、なんかも羨ましい限りですが、そこから得られる何かという部分が最も大事だったりします。確かにサッカーでもフットサルでも小さい大会でも優勝したらまあ気持ちいいし嬉しいし、ビールも美味しいですし、4チームしかない大会でも優勝は優勝なので永遠語ってメンバーと誇れることができるというのはいいものなんです。
ちなみに仕事で取り組む際には、だからといって変な意識でつながらなくても必死にチームやメンバーと何とか為し上げていくのが連続なので、完了したらそれなりにやりきった感触や満足や仕事のハッピーが生じます、やってるときには必死必死なのですが、振り返ると「あれは楽しかったな」というやつです。仕事の縁は関係性はそういうところから自然発生したりするものです。