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人のスイッチは挫折・辛酸ではないか

今年も桜がきれいな大阪城近くの天満橋、大川周辺の桜並木通り。
五代友厚さんの大阪商工会議所ももう少し行ったところですが、このへん歩くと時折昔の大阪の町並みに出くわします。

歴史なんか見ると、天下の台所大阪だった時代があって今があるんですけど、当時の幕末から明治にかけてなんてまあごちゃごちゃしてた時代で、
「鹿児島県がイギリスと戦争して、やべえ欧米めっちゃ強いやんけ、こりゃあかんわ」
「長州藩なんて、山口県の一部なのにイギリスアメリカフランスオランダとかいう欧米オールスターズ相手に戦争して惨敗」なんて事件が起きていました。

長州藩、薩摩藩もフルボッコにされて「欧米に勝つとかあかんあかんあかんすぎるし、無理無理」となった話です。
あかんすぎることに気付くのは、フルボッコされないと絶対に気付けないそんな気にしかならないです。ぬるま湯だとスイッチが入らない、自分より遥か上の結果を出した人間見ないとかわらないし、挫折しないと自己否定しないと何も変わらないと本当に思います。自分の人格否定くらいに強烈な経験があってようやく自分を再構築するのでしょうけど、守られてからっきしだといきなり上になった瞬間舞い上がっておかしくなる、こんなのもわかります。

「苦労を重ね、辛酸をなめることが大事」
なんて書くと古い人間のような気もしますが、やっぱり仕事も人生も人も金も全てに関わるものなので、ここから逃げると結局どこかで頭を打つんだろうなと。
自分でフルボッコ受けてようやく気付く、きれいにいえば辛酸の数だけ強い。もっと挫折・辛酸なめつつ、「心から悔しい・今の現状を打破したい」と強く願うこと、なんだろうなあと思ってまして、そのうえで挫折・辛酸を舐めるということは、自分ではもっと得れたはずできるはず、の自信が崩れた証拠なので自分の両手や背中に抱えたものや今まで走ってきた努力の道のりを見た上で、「大した努力もせず何を苦労を重ね、辛酸なめたと思ってるんだろう」と自分をあほくさく思うことも大切です。

幸せの青い鳥を追いかけるよりも、「自分なぞ鼻くそ以下」という自負が生まれるとどん底から這い上がれます。
人の辛酸はスイッチになります。やっぱり上から近道よりもしんどくても下からしっかりのほうがぶれない年輪の太い人格が生まれるな、と。

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自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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