認知的焦点化理論。
運というものを心理的メカニズムや行動科学で科学的に証明しようとした研究の内容です。
・自分さえよければいいのか、家族さえよければいいのか。
・恋人や友達や見ず知らずの他人まで考えることができるのか。
・今日さえよければいいのか、明日はどうか、子供世代はどうか、10年後、30年後、子孫や社会のことまで考えることができるのか。
この枠組みが広ければ広いほど運がよくなる、というもので、人が普段考える奥底の何にフォーカスしているか?に着目した心理学的理論のひとつです。
自分のことだけを考える(利己的)→ 損する → 幸福感が低い
誰かのために何かをする(利他的)→ 得する → 幸福感が高い というものです。
間違ってはいけないのですが、自分が本当に大事と思う人1人だけがいるのなら、その1人の現在だけではなく将来やずっと先までを思うことはこれも縦軸に伸びるので幸福感も高く、運もいいということです。親の立場からの子供の視点などは正にこれだと思います。利他の精神、とでもいうのですが、自分だけではなくちょっとしたほかの人への思いやり。
人の幸せの道を助けることが我が幸せに感じるような、そんな生き方は幸せだと思います。認知的焦点化理論ですが、コンビニにちょこっと釣銭を寄付することもそうですし、電車で席を譲るもそうですし、事業家であり経営者であるのなら、世の中に素晴らしいサービスや商品を提供するし繁栄をもたらすことこそが、人の幸せの道を助けることになる、と確信しています。自分はまだまだ。