新幹線の新大阪駅、久しぶりに行くと駅構内の売店が閉まってます。
下の本屋も閉店だし、これはもう仕方ないことで。
JR東日本 中間決算 最終損益2643億円の赤字に 最終赤字は初|JR東日本のことし4月から先月までの半年間の中間決算は、新型コロナウイルスの影響で鉄道の利用が大幅に減少し、最終的な損益が2643億円の赤字になりました。中間決算の最終赤字は初めてです。https://t.co/PTlWpMjunP
— ES、志望理由書、論文、レポート作成代行のCS (@care_sapo) November 4, 2020
赤字2643億円、で空気運んで新幹線動かすとそれはそうなるわ、としか思えません。ここは西日本ですけど、東日本の数字がこんなひどいもの。こんな行楽シーズン11月なので人の動きはもっとあるんでしょうけど、これもこのご時勢なので。私鉄なんかでも「テレワークなどを活用した働き方を・・」など言うのですが、可能なものと可能でないもの両方あるので両方を考慮してみました。
サイボウズやグーグルのように、1つのプロダクトを極めながら顧客満足を追求する形のサービスの場合とは異なり、顧客・クライアント業務の場合です。
税理士業務や士業などの業務、コンサルタントなどもクライアントワークの場合、と考えてもらえれば多少は普遍化・一般化しますので、多少は参考もらえればとも思います。
【1】新人・20代は出社推奨
来ないと仕事の中でもグレーゾーンの仕事がわかりずらく判断基準が見出しにくいということがあります。新人でも元々一緒に仕事をしていたとか、前職で仕事していた仲間で業務を一緒に行っているとか、チーム制やある程度のプロジェクトでの行動が決まっている場合は別です。また、新人自分1人、上司は1名だけ、などはすごく楽です。フラットに関わる人が少ないと可能です、なのでチーム制で全て回せるならリモート結構できます。チームに作り上げてアメーバにする、のが基本です。
【2】営業・ディレクター・経理は出社推奨
数字やニュアンス、案件、プロジェクト管理的なことは突き合せないと難しさが出ます。後は成長志向か否かに関わるのでネット業界でも現状維持でいいなら出社は特段必要ないです。
人はリモートで通常と同じように、きちんと仕事するほど規律正しくありません。これは弊社だけでなく他社の動向も聞いたところの感覚です。さすがにコロナ禍で海外旅行にいけなくてもリモートワーク中なら旅行も可能ですし、時間に縛られないので自由に時間を活用して仕事も可能、映画もゆったり仕事も可能です。ついでにリモートで能率が上がる人がいるとすると、普段人に話しかけない方です、黙々と仕事をするにあたっては会話も電話も休憩時間のお菓子も不要になることと、移動時間長い方もわかります。
かといって、就業時間におおっぴらにゲームできるし、転職サイトを見ることも可能ですので、ゲーム業界がコロナ禍で伸びてますが、これも当たり前です。
個人的には司法試験で16時間勉強していたときには、
警備のバイトで起きる → 朝巡回しながら単語を口ずさむ→移動中も口ずさむ → 予備校・学校図書館9時入り17時くらいまで → 警備のバイト → 巡回などの合間に勉強
みたいな生活を卒業後4年半していたのでしたが、図書館や予備校自習室など環境変えないとやっぱり無理でした。特に1Rだと気分転換なんかほぼ無理なので、という経験も深く影響しています。家でずっとこもって一人暮らしで受験して合格した人がいるのかわからないですが、人間は環境の動物なので。
【3】組織にフルコミットするなら出社推奨
このへんは価値観ですが、組織にフルコミットする人は来たほうが情報をキャッチできるのと役員や会長やそのほか責任役職はいますので。
後は自分だけかもしれませんが、情熱を仕事に注いでやっていて、顧客に大きな価値を提供できると信じているので組織にフルコミットしてますし、『会社に誰かいる』物理的な安心感は社内外に伝わるのです。
利益を生まない業務=人事、育成、社風、歓迎会、イベント、など積極的に関わる側と関わらない側、と考えればいいのかと。起業した者だからフルコミット、というのではなく、一宿一飯の恩でもあり禄を食む以上はその組織に全力で取り組むのが当たり前ではないのかと、これは仕事へのスタンスなので大いに違いますが。
リモートで最も困るのがトラブル発生時であったり、そのトラブルを抱えた際に上司がリモートで対応が遅い場合に抱える若手の不安はどうすべきか?
こんな部分に感情や業務という仕組みを創造できれば、リモート推奨、と言うには段取りや準備や代わりのサポートなどいろいろなものが必要です。そしてその代わりになるサポートは誰がどうするのか?までも含めて業務や組織の根本になってきます。
【4】制作者、社外と接点ない人は在宅勤務を推奨
技術職はリモートでOKでしょう。業務ごとに分配して業務委託にするのが利益分配としては最も全てに納得感出るのですが、これはこれでOKです。
リモートでもいいのですが、能力あっても最終的に責任もってやりきる社員でないと事業伸びないので、顧客接点面での役職はまあ難しいといえます。ビジネスに生きるのか?技術に生きるのか?ビジネス伸びることと自分の技術が高まることは関連性あっても平行ではないので、この点でずれが出ます。
【5】疾患・病気がある場合には在宅勤務を推奨
これは言うまでもなくです。
そんな感じで、原則、在宅勤務か出社推奨どっちかで週に1回か2週に1回か例外というような運用に現時点なっているのですが、正直うまくいっているのかはまだまだわかりません。
肝心の業務や数字に左右されるので、成功なのか失敗なのかは答え合せはまだ先です。
結局、時代は変わっても、柔軟に姿、形を変えながら成長して行く会社で、変化も含めて明るく元気よく前向きにいきたいと考えているわけで、過去にも大中小様々な危機を乗り越えてきましたし、リーマンショック、東日本大震災、大量離職と訴訟、その度に振り返って見れば、乗り越えたことでさらに会社が強くなり、その後の大きな飛躍の機会に変えているので、コロナの今回も大きなチャンスと捉えて、ようやく半年以上になってきたところ。市況の下げが来るのでしょうけど耐えていきたいと、そんな風に思います。
ついでにいえば、顧客に選ばれる会社つくりのためには顧客接点面スタッフの能力や高い意欲を優遇すべきですし、この部分を中心設定にすべきと考えています。コア人材の業務設計・プロマネで会社機能しますし、案件を数十件回せる能力メンバー強化 = コアメンバーになります。そうすると、コアメンバーが動きやすい組織化しないといけないですし、リモート社員の使い方や依頼内容など社内で共有事項強化とか、リモート社員の使い方や依頼内容など社内で共有事項の強化になります。
京セラフィロソフィにもある「アメーバ組織」です。2人チームという小さなチームでも構わないので、コアメンバーの強化、結局はここに集約されます。