デニーズ行くといつものおもちゃはたぶん売上減利益減による経費削減でなくなり、代わりにサイゼリアのような間違い探しとかのペーパーに代わってました。
まさにコロナの影響だと。
40代以上の希望退職者をLIXILで募ってたりなどいろんなコロナの影響は出てきてますが、これもそんなご時勢なので仕方ないということで。在宅勤務でZOOMで会議がやりやすいとかショールームをオンラインショールーム活用することで時間を気にせず自宅でも見れるとかいろんなメリットが顕在化してきています。デジタルの生産性が高まっているのは間違いないですし、オンラインでの商品やサービス説明などは優れているものもたくさんあっていいと思います。
しかし、この先5年間同じような状況でいけるのかと考えるとなかなか難しいです。特に飲食は戻るのかどうなのかが見えないと長く頑張る気力をそがれますし、現時点で手を打たないと手遅れになる可能性もあるので今まで蓄積してきたノウハウや経験がなくなるのは辛いですが、5年後に必ずよくなるともいえない、ことは実に厳しいのです。
そんなことをリモートワークの現状と考えていまして、デニーズの状況も踏まえて考慮してみますと、自社においてはこのような「リモートワークのメリット・デメリット」があげられます。
リモートワークのメリット
・作業に集中できる、移動時間減る、打ち合わせ簡素化
・作業をする人にとってはよい制度
・技術持った上の世代はいい、下が成長しないので手を抜ける要素は否定できない
・若手育成をしなくてよい、負担が減る。(しかし全体思考では疑問)
・給与を自腹で払う社員いるか思考できる、外注に代替化を図れる。人材は見える化する。
・コア人材の業務設計・プロマネで会社機能できることわかった
・ハイスキル人材は業務専念するので集中できる
・空気で人を動かす、社風が創られてきたことがわかった
・コア人材の成長、主体性や意思決定、キャパシティ、ファシリテーション力、強化が必須になる
・運用(C)、改善(B)、変革(A)、A、B能力の増加が必要とわかった
・時間を有効に活用できる、残業なし、通勤なし(1日2時間~3時間有効に)
・副業可能、人材の流動化、スキルアップも可能
リモートワークのデメリット
・話する側デメリット、ちょっと言いたいことをいえない。
・若手にスキル伝えれない、永遠に階級固定化する。
・積極的に報告しない、なので、聞かれるまで言わないのでわかりずらい。見えずらい。
・仕事のリズムが悪くなる。
・成長しない、挑戦しない、部下の挑戦を引き出せない。感情の発露が難しい。
・仕事していない社員がわからない。
・過去の組織文化と人的関係のストックが増えない。
・リモートが組織にメリットなのかデメリットか不明。
・自己管理、集中、連携、外部折衝など困難に。
・他人の失敗から学べない(サッカーなどでも全体練習する理由、他の仕事を見せれない)。
・自分の実力、ポジション見えない。
・うまい人の真似ができない。
・他人の頑張りをみてモチベートする機会がない。
こんな感じです。
こうまとめたときに、子供が会話や数字を口ずさむ瞬間と関連した思考が平行します。
ABCの歌、なんかは基本誰でも口ずさめると思いますが、音楽でも英語でもまず耳から入ってなれて口ずさめるようになりますが、1日80分~100分程度というのは子供が母国語を耳にしている時間と一緒くらいで、英語やドイツ語をマスターするには同じくらいに触れていると頭が柔らかい子供はすっと頭に入る、という話です。
なのでABCの歌も簡単に歌うということで。
リモートワークがきついのは、会社入社した新人が会話を聞けないのが辛いのです、自然と学べる環境が実に作りづらく伸びにくいというものです。会社はいると先輩の仕事の仕方、先輩上司の社内外での会話や電話の話、朝礼や物事1つに対する背景事情や理解をするには、1日80分~100分程度は会社での会話を聞けるほうが絶対にいいのです。OOOOという会社とは今リリース前で何度もやりとりや調整して対処してるな、という対処方法なんて見ているとすぐに自分ごとに感じれるのです。
『他人の失敗から学べない(サッカーなどでも全体練習する理由、他の仕事を見せれない)』
うまい先輩から盗めないとサッカーなんて絶対に上手になるのは無理です。試合の後半ラスト10分のきつさや変わる戦略などを知ってようやく、練習時にハードワークしてる理由がわかるようなもので、リモートはそういう部分、成長しないけど技術持つ人は在宅でOKだと思います、あとあまり仕事ない中間管理職もリモートでいいでしょう。何となく理解してたのですが、ようやく言語化してしっくりきています。
技術もって器用にその現場をこなすのはいいんですが小さくまとまる傾向になります、未来に向かって進むには、下品で乱暴でも商売の本質をがしっとつかむ人が中心にいないといけなくて、それが社長なのか役員なのか、両方なのか、そんな会社はやっぱり強いです。