取引先さんが本社移転ということでお祝いのアレンジメントを作ってもらったのですが、いつみてもきれいなアレンジメントを抽象的な言葉で作ってもらう「アドニスg」さん。ぼくには全くセンスがないので作れないのですが、レッスンもやっているのでやはり練習してトレーニングすればそれなりにはなりそうなもの、なのかもしれません、全て仕事とはそういったものであって、不可能な仕事はフィジカル的に難しいような100m10秒で走るなどは絶対無理ですが、「誰にも教えることが出来ない仕事」というのは基本ないです。
私自身でも職人気質部分はわかるので、ビジネスでは対応が難しい傾向もあるんですが、その自分しかできない分野にこだわってしまうと10倍~100倍と大きく出来ることは絶対にありません。労働集約的に物事を突き詰めるのは大事ですが、企業も生き物なので担当が代わるしこちら側も担当が代わるしそうなると自分の役割も大きく変わってきます。
ここで大事なのが、自分の案件担当が変わったからこそ管理やまさかの対応に目線を変えようとか、失うものや手放すものが大きいからこそまた埋めるように得るものも大きいものがあると思ってるので、そこで出た失敗もまた糧になるくらいでないといけない気がします。
勘で言えば人の勘とか面談の勘とかいろんな勘があるのですが、例えば半年で新卒就職企業を辞めてるのに「忍耐力あります」と自己PRした履歴書をみたときにどうするか、なども勘の1つです。多くの仮説と結果の統計が積み重なっていてその中で思考が貯まっていきますので、結局勘も全て言語化できると思っています。なんでこのような対応をしたのか、行動原理の思考積み重ねを1つ1つ紐解くこともできますし、将棋なんかで藤井二冠が振り返りで話しているのを聞くと、100手くらいの勝負を全部覚えてるのが当たり前でその思考も覚えていて話してるので、これが当たり前だ、と思うのです。
その思考を説明する方法はいろいろあるんですが、思考は論理的説明できる、結果として勘になる、です。
『半年で新卒就職企業を辞めてるのに「忍耐力あります」と自己PRした履歴書』はちょっと面白いのですが、『面白い方だと思います』と面談社員には言います、逆手に取るのか触れないのか自分を下げて笑いを取るのか対応を見るほかなくて、などなど。