取引先の社長就任祝いのアレンジメントです、女性社長なので華やかなカラーでイメージぴったりでしたので、社長にも喜んでいただきました。
お祝い事はいつ祝ってもいいのでお祝いするのがいいなと思うのですが、退職時なんかもある意味ねぎらいのお別れお祝いなので「卒業祝い」として祝いをあげることもあります、オブラートに包みつつ卒業と言うマイナスイメージを払拭するのはいいのですが、何でもかんでも卒業でまとめるのもやはり違和感があるもので。
今盛和塾は名前が変わり、大阪では「大和」という名前で運営を行い末席ながらに経営者のはしくれで学んでいますが、まだまだ卒業というところまで至っておりません。卒業するくらいに貢献してなければ学びも実践も甘ければ青二才が偉そうに卒業とかいいずらいとか、卒業して頑張ってますとかもいいにくいとか、要するに卒業できたレベルにないと思うからです。これはあくまで自分の感覚ですが高校とか3年で卒業決まってるものは卒業で問題なしですが、どこかの有名な会社を卒業とか聞くと「ちゃんと会社に価値とか費用とかリターンとか投資分返すこと出来たの、たぶん出来てないだろうな」とふと思ったりもするものなのです。
もちろん退職も就職も職業選択の自由ですし、家庭の事情などで望まない退職もあるでしょうから一概にだめとは言えないのですけれども。
新卒で入社した会社でかかったコストとか返したリターンとか残した成果とか、またコストに関しては最低限の人件費や社保などは当然、そのほか研修にかけたコストやその研修時の移動コスト、上司の指導時間や教育コストなどそんなもの全部含めていけば、1年でコストペイするとはなかなか思えないのです。
こんなこと書く以上自社ではどうかと考えると
・低く見て粗利ベースで人件費の2倍
・これをトータルで採用時からコスト計算
・社員によるけど早くて3年、遅いと永遠
これがコストペイする期間です。3年かかってしまってるのが現状です。
この期間を早くするには
・人材教育・投資 は当然ですが
・成長スピード早い社員の採用、投資
こっちに目を向ける必要があります、潜在能力の高い人材、です。会社経営者なので当然能力の高さは見ますが、新しい分野への吸収や能力成長が早い方も多々います、環境順応が早い方です。
卒業は経営する以上当然発生しますが、コストペイの話はしっかりした上で理解してもらってから「ちゃんとペイしないで卒業すると半分もぞもぞした感情がきえない」と言うほかないなと。
甘美な言葉と雰囲気でオブラートに包むのもいいですが、経営は修羅の道、甘くなければ甘い言葉で現状把握しないままお花畑思考だと、27.8%GDP減少時代に生き残れないのです。