クレアネットの代表ブログ

サッカー・フットサル

夏の暑い日にサッカーできる幸せなんかを

暑い日続くのですが寒い日も暑い日もできるのがサッカーという競技でして、逆に雪降っても雨降ってもマイナス10度くらいでもロシアやドイツでサッカーやってますので、これはこれで選手もきついが応援するファンもなかなかきついです。


写真じゃ分からないですが気温大阪35度なら、炎天下でプラス、さらにグランドの地熱でプラスとなかなかの気温になっていたはず、けど楽しいから全てよしです。

今年予定のオリンピックも来年になり、Jビレッジもどうなるのかわからないのですが、サッカー談義の中で、ふとしたときに会社として仙台へ旅行をおすすめしている話になりまして、最近おすすめしてないのですがというか、コロナもあってそういった文化的なことが全然できなくてすっかり忘れていました。

震災後の2年くらい経ったときに仙台や石巻を訪れたのですが、そのときにまず生きていて仕事に就ける喜びを感じたわけです。町を失った人がいて兄弟や親戚を失った人がいて、そんな中でも立ち上がる人たち。まず仕事とは何か、今自分がどれほど恵まれているのか、仕事ができる楽しさや嬉しさを知ってもらうために、旅費及び費用として3万円を渡して、震災のあった東北に旅行に行ってください、と入社時に伝えていたりしたのですが、コロナですっかりこういったことも行けなくなってしまいました。従業員の成長とか気付きとかのきっかけになればいいなと思って仙台空港から自分で運転してスタッフと一緒に行ったり、いろいろしてたのですがなかなか面白い結果になったりでした。

有給取得時に、「費用は会社負担だから行けばどう?」と費用を前払いした結果、まずは、
・仙台旅行だけして帰ってきたスタッフ
が現れました。伊達政宗はかっこいいですね、とか言って「震災に関する何かは?」と聞くも「景気悪そうでした」と返答、これが経営者の悩みなんです。こういう社員が少しずつ気持ちや善意を奪い疲弊させますし、またひどいのが「強制なのですか?」と行く場所に関しては強制力を持つのなら別の条件かのように聞いてくるわけで、ここに一生懸命になりすぎると、ビジョン・ミッション・社員への想い、成長などが一気に削り取られていくものです。

次に、
・お金を家族で有意義に使いました、とお礼するものの、結局東北に行かなかったスタッフ
これもなかなかなものですが、過去に1名ではなく2名いたというのもひどいことですし、「何で行かないのかわけわからん」と文句も言います。

この2名は同じ学校出身だったと言うのもあって「あの学校では何か教え方が違うのか何か違う人を入れるのか」と不思議に今でも思います。1名は内定後にお金だけ渡してあげたのですが、「免許取得忙しくて行けなかったっす」と言ってたので、こんな善意の約束自体も破っていいと思ってそれを報告する思考回路が理解できない、とビジネスしていると思うわけです。電話にはすぐ出るとかメールすぐ返すとか小さなことでもきっちりすれば信頼が積み重なるもので、顧客から資料要求されたときに「明日17時メールしますね」と言ってもいいのですが、「今外なので17時には戻れそうなので18時には送りますね」と言って実際には17時30分頃に送る、これだけでも約束を守ったことになり、信頼が積み重なる、という感覚を本当に知らない、のだと今なら理解できます。

こんなダイヤの原石なのか二酸化炭素の原石なのかわからないようなスタッフもいたのですが、だからこそ日々の教育や指導が必要になってくるわけです。いちおうクレアネットではさらに、入社前に1万円〜2万円相当の書籍も会社負担で購入、渡して勉強を率先していたり、外部研修を費用かけて用いたり、上司・先輩が数人にわたって時間をとって数回にわたる勉強会、説明、デザイン指導などのOJTを行ったりもありました。しかし吸収は実になく、次第にスタッフも砂漠に水をまくような徒労感にさいなまれていたのが事実だったりもあります。

そして人間は当然ですが、最も自分を思ってくれている身近な人、親であったり仕事なら最も身近な先輩、先生などに悪態をつきます。
「人を育てる気が全くない」「試用期間なのに厳しい」などの悪態をつきながら、新品パソコンでの最新エクセルがまともに使えないキーボードの操作が極めて遅い、パソコンの立ち上げや使い方(コントロールパネルから印刷設定の確認)などでさえも、先輩スタッフがついて設定しないといけないレベルだったりするものです。それが人間だし当たり前なんです。外の不平を言えば言うほど、自分の未熟さを消すことができますので。

ふとふとコロナ禍でも復興支援は続いていますし、あの緊張感あった浪江から原発周辺道路はどうなっているんだろう、そんなことをサッカー見ながら思い出しました。
サッカーでも上手な子は本当に上手だし、一生懸命頑張る子はそんなタイプ、「人を育てる気が全くない会社」ではないのですが、会社に依存しすぎても成長もしなければ育ちもしません。暑い中サッカー環境を準備してくれたスタッフさんにコーチにご両親にお礼を、そんなことを毎日1回だけでも意識することが大事なのでは、と。

プレーヤーとして初めて参加しない側になるとそんなことを日々気付きます。

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自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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