京大病院の広報活動誌をちらっと拝見。
ちょうどドリンクコーナーあたりにおいていたのでぱらぱらとみてみましたが、こういった広報誌って本当にいいと思います。広報=広く報いるとかきますが、報せのほうを想定ください、広く知らせることなんです。例えば、今もなお地中に眠っているというカンボジアの地雷を99%発見できるメカが開発されたとした場合、これは広く知らしめることが平和にとって必要でありたくさんの広報活動、お金をかけてできる活動のほかの活動も平和にとって必要になるわけです。これがそもそもの広報活動でやはり知ってもらうことで救われる命や助かる人がいる、そんなことなのです。昔から情報は金、というように、広報活動によって誰かが何かが助かることがあるかもしれない、そんな思いなのです。
PRはパブリックリレーションズなので、公と繋がるというような意味ですが、この地雷除去メカ開発した企業の生い立ちや社長の交友関係、これをどのように販売し事業を成長させ、人の命を救うのかはこれはPR活動も必要になります。当然金が不要なものもあればそうでないものもありますが、企業は当然ながらに金がかからないほうを選ぶものの、広まるスピードを考慮すれば金をかけるほうの選択は避けれません。
こんな一般論ですが、でもって今回の京大病院の広報誌で言えば新しい看護師さんなど仲間も読むんです、同じチームのつながりが増え、チームへの愛着や帰属心が生まれ育ちやすいともいえます。人は孤独に生きる人もいますし好む人もいますが、まるっきり関わりを捨てることができるほど強い人はあまりいませんので、今働く同じ環境のチームへの帰属意識は結局幸せな仕事につながります。いわゆる仲間意識です、そして今でなくても卒業した後でも帰属意識は変わらない場合もあるので、私なんかで言えば、
和歌山県民、田辺市民、田高卒業生、関大卒業生、なんかはまさにそう。後はカンカンボーイズとか吹田サッカークラブとか、今ならあきんど塾なんかは同じ卒業生が上場したなど聞くと「あきんど塾すごいだろ!」と自分を棚に上げて思うし言うのはそういう部分ですが、その帰属意識があるから今の自分と比較検討できるし日々の活動に気合も入ります。
広報活動=PR活動、は営利団体以外も多く必要な事項、サイト制作なんてよく営業ツールと考えられますがそうでなく企業の魅力を最大限に引き出し、その顧客会社の大ファンにまず自分を憑依させないと物事を書けないと思います、魅力を感じ魅力を引き出し魅力を言語化し魅力を伝えることまで、そこまでを委任として受け取っているようなスタンスが正しい広報マンスタンスだと思うのです。
縁あって顧客企業に依頼する人、縁あって顧客企業に採用されて働く人、そんな人たちの時間や人生を変える力があるのが広報なので、受けた信頼は金や結果として返すのは当たり前ですが、企業の場合には成長という利息をつけて返したいもの、そんなことを日々思っています。
広報とはそんな仕事なんです、だから楽しい。