ほけんの窓口さんCMですが、保険は手に取ることができない見えない商品でわかりにくいもの、です。
対面販売で梅田とかで場所をとって「ほけんの窓口」というお店があったりしますが、最近知った売上400億で80億の利益にはびっくりしました。保険ほどわかりにくく自分で決めずらいものはないからです。
お近くの店舗で保険の無料相談、相談しないとわかるわけもなければ、考慮できる材料も商品もやっぱりわからないですし、説明を受けてもわかったような気もするものの数ヶ月も経てば基本忘れています。
結局すぐに聞ける安心感とか、特に保険の場合には1人で決めるものでもないので自分が頑張って理解しても結局改めて説明を聞く必要があったりもするので、なかなか資料だけをみて比較検討をする気持ちにならない、というのもあると思います。
ネットの仕事をしているのでこのあたりはいつも強く感じていることで、安いからこっちで買う、ではない選択をする場合の選択肢には何かあっても大丈夫という信頼とか安心とか、そんな要素がたくさんあります。そしてこれは数字にあてはめずらいようなものでもあります、保険なんかも比較検討できる、価格.comのようなものがあるかもしれませんが、比較検討できないからこそ親身になった対応などが重視されます。
得てして広告営業や求人営業なんかもこのへんの部分であって、顧客の言うことをそのまま鵜呑みにしても成功に導けないわけで、時にはカウンセリングのような、お医者さんのような、現状把握をしながら隠れた悩みや課題を抽出することが必要だったりするので、こういう価値をばちっとほけんの窓口さん店舗では提供できているのだろう、と感じます。そこには仮説構築力とか課題抽出力などの見えないものを見る力が必要になります、要するに現時点におけるネットの限界時点です。だから業務としては会話や対面の価値を手離さないわけです。
ライフネット生命保険さんはヤフーファイナンスでみると、売上高168億円、経常利益-24億円。