三井家の家憲「宗竺遺書」、が三井広報委員会サイトに紹介がありました。
広報情報委員会、というあきんど塾同友会の業務に関わっているので何気にひらいたのですが、この「宗竺遺書」が素晴らしいです。
人は終生働かねばならぬ。理由なくして隠居し、安逸を貪ってはならぬ。
小人閑居をして不善を為す、とも言いますので働けるうちには働くのがいいと思ってます。安逸を貪るのはまあよくないのでしょう。
他にも
「他人を率いる者は業務に精通しなければならぬ。そのためには同族の子弟は丁稚小僧の仕事から見習わせて、習熟するように教育しなければならぬ。」
なども当たり前のことであって、何事も丁稚奉公から入るのが物事の勉強にはいいですので、部活の玉拾いやグランド整備なんかもそこから見て学ぶことができるのでいいと思っています。その結果、「門前の小僧習わぬ経を読む」と環境が成長を促すこともよくあります。
今の事業をみると江戸時代からあるべき姿をびしっと指導出来ていたのがすごいなと思います。