■ 20歳のときに知っておきたかったこと~スタンフォード大学集中講義
不惑40歳を過ぎて読んでみました、何よりスタンフォード大学自体が子供を亡くしたスタンフォード夫妻が私財を使い設立した建立の精神があるので、こういった内容の講義や説明があるのが実に理解できます。
グーグル創業者のラリーページさん、セルゲイブリンさん、あとはペイパル・テスラのイーロンマスクさん、タイガーウッズさん、ヤフーのジェリーヤンさん、などなど。
自己啓発部分もあるんですが、「青春とは、人生の或る期間を言うのではなく、 心のもち方を言う」、というサミュエルウルマンの文章だったり、この言葉に影響を受けた松下幸之助さんの「青春とは心の若さである」も同じくであって、20歳のときに知りたかったことを40歳のときに知るのもまた大きな気付きがあります。
生涯一丁稚奉公、みたいなもので、足るを知り日々反省していけば必ず道は開かれると思います。
私が20歳のときに知りたかったことといえば、成人式は成人と共に与えられる側から与える側へのタイミングなので、親や周囲への感謝など多少気付いたのだろうと思うのですが不参加だったので参加すべきだったのかも、と思っています。そのときそのときにしかできないことに必死に努力すること、これが大事です。
こういった言葉に真摯に耳を傾ける余裕がなかったのもありますが、耳学問目学問でやってきたと感じる今、こういった大学の講義は羨ましいなと、しみじみ思います。