「部下に9割任せる」
吉田幸弘は管理職・リーダー研修で貴社をサポートします。
自分を超えた人を育てる喜びを持てるようにならなくてはならないですし、人を育てるためにも、失敗してもいいから任せていくべきです。
人材育成、チームビルディング、売上げ改善、コーチング、ティーチング、マネジメント、いろんな上司の仕事には方法論や意見はありますが吉田さんの本は等身大の上司感を出していて実にわかりやすいものでした。
よくモチベーションを上げるとか動機意欲に影響を受けるなというような、感情の部分にクローズアップする内容があるんですが、こういった部分にもしっかり言及しています。
お金と福利厚生だけを目的として活躍する人の仕事や業務は中程度のパフォーマンスしかないので、情熱をもった人を発見したい企業のモチベーションとは相反してしまう位置にあります、そのため、お金と福利厚生だけを目当てにする人は声が大きくうるさい傾向も強いので、受け流さないといけない、などの思考はどこかで聞いたことあります。
要するに試合にも出ないのにサッカー上手くないのに、「ガンバの宮本監督の選手交代はあれは○○○○○○○○。おれなら□□□□□□□□□□□□□」に近いもの、などの比ゆ表現もわかりやすく多々ありました。
部下をどうするのかは上司の動向にも寄るのですが、どんな上司でもどんな場所でも結果に真摯に向き合うプロフェショナルがいるのも事実。また逆もしかり。転職ばかりして前の職場を批判して渡り鳥のように移動している人もいるんですが、それだと結果もついてこない、などやっぱり仕事の姿勢であったり考え方の部分だったり、人間を磨くことの重要性も。
結局、努力して結果出す人は尊いのでその人になれるように精進すべき、が上司の姿勢であって、その姿勢を知ってもらった上で9割を任せて自分は部下にできない業務に専念すべきなんです。